なつい。

  • 2024.03.06 Wednesday
  • 18:30

 

かつてこの国にはBARを訪れる際に手土産としてカレーを持参するという古式ゆかしい風習があった。

 

ウソだけど。

 

本人も忘れかけていた謎伝統の灯を絶やすまいと古の儀式に則って頂戴いたしましたからには記しておきましょうのハイこちら。

 

「喜助 プレミアム牛たんカレー」

 

 

ホームページを眺めると「牛タンを仙台名物にまで育て上げたのはウチだ」と断言して憚らない豪気な名店様のお土産ラインナップにあってもハイグレードの位置づけとなるその名の通りにプレミアムな一品。

 

カタチを残しつつゴロゴロと形容して偽りのない量の牛タンがしっかり入っており、化学調味料を一切使用せずに作ったというルーは黒と言って過言でない色の濃さに粘度も高め。

 

 

良し悪しの話ではなく方向性自体が香味野菜を多用したいかにも高級志向なそれ、ということもあってパッケージには辛口とあるものの上品系のコクにしっかりコーティングされた全体の雰囲気からはさほどのスパイシーさを感じられず中辛程度といった感じ。

 

ビーフシチューのニュアンスが見え隠れしつつ何気に脂質はたっぷり系で旨味と食べ応えも十二分。

 

さながら洋食屋さんの風情でまとめられた品のあるフルボディタイプといった印象。

 

まぁ美味い。

 

そりゃ美味しいのですけれども、だがしかし。

 

頂戴したモノの値段に触れるのもアレだけど、だって言うてもレトルトカレーなのに単品で1200円もしようかという代物なればもはや高級食品。

 

となればそれ相応のクオリティはもはや義務の範疇であると同時に、はたして自腹でも購入したいと思えるほどの魅力を見出せたかとなると少々疑問が。


自分じゃ買わないけど貰えると嬉しい高級ハムのような、御贈答品としては適任か?

 

いずれ贅沢品の部類ですよね。

 

牛タンが入っている時点でそりゃそうか。


この度は頂き物ゆえに手放しで喜ばしいばかりでした。

 

おいしゅうございましたありがとうがざいます。

 

なんとなーくざっくりアーカイブを眺めてみたら、なんだかんだで100食近くやってたのね、こういう謎のご当地カレー記事。

 

そもそもブログの中に「お土産」なんてカテゴリーがあったこと自体を当の本人が忘れてましたが、

 

いや、なにやってんだか。

 

 

オールドファッションド

  • 2024.01.31 Wednesday
  • 20:25

 

2024年ですよ?

 

ここに来てやたらと当店で人気急上昇中のカクテルがなぜコレなのか問題ですよハイこちら。

 

「オールドファッションド」

 

 

なぜなんて申し上げましたがご覧の通り少しばかり見慣れぬカタチでご提供しているものですからしてそれが原因。

 

ライウイスキーの入ったグラスに添えますのはプレーンシュガーとビターズを染み込ませたシュガーにシナモンとクローブ、スライスレモン・ライム・オレンジにチェリーとハチミツ(このカクテルに用いるには特に異質で邪道だけどプラスαなら個人的には一番オススメ)まで付けて、あとはお好きなモノをお好きなぶんだけ混ぜ混ぜしてねなセルフ・カスタマイズ・スタイル。

 

大人気ってほどではないけどそこそこにオーダーのある定番のグラスをなんとなーく注文してみたら斯様なスタイルで出てきた日にはワーオつって映え―つって。

 

コレが特に近頃急増している外国人のお客様に見つかっちゃって連鎖して、という始末にございます。

 

私めを知る人からすると奇をてらったグラスを嫌う私にしては随分と変化球にも見えるでしょうが、こちとらかれこれ二十年以上前からこのスタイルでお作りしているものだから喜んでいただけるのは幸いながら今さら感もハンパなくてなんだか逆に申し訳。

 

もののついでにここに至った経緯やらオールドファッションドなるカクテルのウンヌンやらを語っておきますかどうですかハイ語ります。

 

そもそもの話しから。

 

まずはオールドファッションドと言うからにはそらもうオールドなファッションドなんでしょうけど正確にはどのくらいオールドなファッションドなのか?

 

実はこれに関しちゃけっこう具体的な指標がございます。

 

諸説ウンヌンのあれこれまで詳細に説明していては埒が明かないので以下ザックリ。

 

カクテルなる言葉が初めて明文化された説として最も有力とされているのは1806年のアメリカの新聞紙上でのこと。

 

その定義を当時スリングと呼ばれていた処方を例にあらゆる蒸留酒に水と砂糖とビターズを加えた刺激的なドリンクであると説明されていました。

 

これを起点に以降進化して変化して時は流れ1860年代。

 

世界初のカクテルブックも誕生し、この頃に今時でございと紹介されたカクテルたるや甘味ならプレーンシロップかガムシロップを用い、ベースとなる酒以外にその他の酒を混ぜもするし、取り分けリキュールなどは需要が爆上がりでそれ以外にもフルーツのジュースなんかも多用しちゃいます、と今のスタンダードカクテルにも通じる基礎的なところが形成されました。

 

というわけでオールドファッションドとはこの新定義が普及した1860年代から見てそれ以前のことを指しており、ベース・砂糖(角砂糖)・水・ビターズにまぁあってもその他にはフルーツのピールぐらいしか使わない古典的スタイルのことを言うのです。

 

しかしさらに時代が進むにつれて「オールドファッションド」は懐古厨が崇拝する「あの頃の処方」という意味合いを薄くし1カクテルの固有名詞としてそれに相応しくレシピも固定され、経緯や定義を理解せずとも作れるし飲めるし細けぇーこたーいーんだよ、となってからは、

 

気が付けば在りきであったはずの縛りプレイのルールそっちのけで薄っすら甘味と苦みを足してフルーツをデコったウイスキー(その最初期には必ずしもウイスキーベースってことですらなかったのよ)のロック?みたいなところに落ち着いたのでした。

 

ちなみにですが、オールドファッションドたるやチェリーとスライスレモンか、あるいはオレンジは欠かせないところみたいに思っている人も多いでしょうが、いやまぁ現代からすればそれでも十分にオールドと言えるぐらい昔のことなんですけど、これらは1930年代以降に付け足された比較的、あくまでも比較的ですよ?新しい要素だったりするのです。(1860以前のフルーツ要素はせいぜい使ってもレモンピールぐらい)

 

そんなこんなで以上のような余計な知識を順調に仕入れていってしまった私ですが、だからといって「コレがかくあるべきオールドファッションドでぃっ!」とドヤ顔で1860以前を再現したグラスを出すには抵抗がありました。

 

なにしろご注文される肝心のお客様がお求めなのはおそらくほとんど「現代風」とも言うべきフルーツありきのそれではないのか?と。

 

いやしかし、中には「そうそうこれこれ」なんてガチめなところをお求めのガチ勢さん、なんて方がいらっしゃったりするかも。

 

一々都度にお伺いするのもスマートさに欠けてくるし、割りにそのへんの雰囲気こそが大事なグラスでもあったりするし。

 

とか何とか言うてますけどもそもそもの個人的な疑問を盛大かつ乱暴にぶっちゃけますが「このカクテルって美味いか?」

 

人によって美味いの正解に振り幅があり過ぎるカクテルにしたってよ?極めて客観的にカクテルという一飲料としてよ?

 

色々足りなくね?

 

ちっとやそっとフルーツとか足したぐらいじゃ追っつかないぐらいに現代の感覚からすると色々物足りなくない?

 

諸々を知らないバーテンダーであろうともなぜかここだけは頑なに守られている「角砂糖一個」が根源的な問題の中心なんだろうけどさ。

 

1グラス分のウイスキーに対して角砂糖一個てカクテルレシピじゃなくて味ってものを組み立てる上でのバランス感覚的にしっかりおかしいよね?

 

そりゃまぁそのちっと足りないぐらいのところが古風でありよく言えば素朴だか質素とかにもなるんだろうけど。

 

そのあたりも関係してで、あとさ、なんかさ、これはもう完全に独断と偏見と認めた上で酷いこと言っちゃうよ?言っちゃうけどさ、定番のグラスだけあって巷でもまぁまぁオーダーされる割にはさ、本当に好きで飲んでますって感じ、あんましなくね?

 

なんとなーくそれっぽいから頼んだこうか?みたいな感じしね?

 

型も大事だけどなるべくならきちんと美味しいと思ってもらえるものを提供したいのだけれども、だいたいがさ、材料に不確定要素を多用するにも関わらず構成上作成途中で味見ができないってのも厄介なんだよ。

 

最終的な着地点の調整はお客様任せっつても諸々を全部グラスの中にぶち込んだ状態からスタートがお約束のレシピじゃ初手からオーバーランしてた場合に取り返しがつかないし。

 

いいよ別に、このカクテルにそこまでの期待は端からしてねーし、ってのもなんか悔しいじゃん?

 

どうしよう?

 

わからなくなってきた。

 

逆に聞きたい。

 

「ねぇ?オールドファッションドってなんですか?どうすりゃいいんですか?何が正解ですか?」

 

私は悩みました。

 

迷いました。


あるいは迷い過ぎてしまったのかもしれません。

 

しかしておかげでようやく一つの答えに辿り着いたのです。

 

「よし、全部お任せしよう」

 

逆に。

 

そう逆に。

 

オールドファッションドたるや古典カクテルが近代カクテルとして再定義される以前のスタイルであればこそ、

 

ルールなんてないんだ。

 

そういう時代のグラスなんだ。

 

文献になんて残っちゃいないところでもっと好き勝手、個々に色々やってたかもじゃん?


今は見知れぬ昔のことなら想像力こそ物を言う。

 

自由なんだ。

 

I can fiy !!

 

貴方様が想う貴方様なりのオールドなファッションドをグラスに再現するがいいわよ!

 

その火を飛び越して来い!

 

てかイイっしょ?好きでしょ?こういうの。

 

とんかつ屋でゴマすったり蕎麦屋で山葵おろしたりって一手間とか、ラーメン屋で自分好みの味変トッピングみたいな感じ。

 

楽しいよね?嬉しいよね?

 

ハイ!言い訳完了!

 

正当化に成功したー!


と判定したー!

 

オレの勝ちー!

 

いえー。

 

てなわけで丸投げスタイルが完成したのでした。

 

それがもう二十年以上も前の話しですからね、一昔、二昔ってなもんでございやす。


今さらコイツを見たことないだぁ楽しいだぁと令和の時代にキャッキャ言うていただけるなぁありがてぇんですがね、


当の本人からすりゃ別段目新しくもねぇ。

 

あっしにとっちゃあとっくにこいつがオールドファッションドなもんで。

 

きゃー。

 

うまい。

 

ほめて。

 

「モンキーショルダー・スモーキーモンキー」と「モンキーショルダー」関連の話しとか

  • 2024.01.22 Monday
  • 23:05

 

とにかくハイボールのご注文が多いのでございます。

 

それもいわゆるクサイ系。

 

これの色々を色々飲んでみたいと仰せになられる。

 

「んだよ、んなもんラフロイグのソーダ割りじゃダメな理由がなにかあんのかよ?逆に」とか酷いことは言わない。

 

私はこう見えてサービスマンだから。

 

「何かないか?何か違うヤツで」にお応えしている内にいよいよネタが無くなってきた折、興味も無いので、もとい、キャッチーな上に斯様な用途であればお誂え向きなのにそういえば買っていなかったな、と思い出したので早速取り寄せましたのがハイこちら。

 

 

「モンキーショルダー スモーキーモンキー」

 

 

言わずと知れた汎用量産型ブレンデッドモルト「モンキーショルダー」にピートをまぶしてスモーキーにしてみました、とかいうまんまな商品。

 

世界的には2017年発売ながら日本での正式リリースは2022年なんて営業自粛期間のど真ん中であったためすっかり失念してました。

 

いちおう飲食店向け限定販売商品らしいのですが今時ネットでいくらでもポチれるのでそこは意味なし。

 

ご興味ある方はどうぞ。

 

以上お終い。

 

はい解散。

 

でもいいのですが、改めまして「モンキーショルダー」に関する情報をぐるり眺めてみますれば随分と酷い有様だったので以下つらつらと。

 

 まずはここから訂正せざるを得ないのは原酒について。

 

製造元である「ウィリアム・グラント&サンズ社」が所有する蒸溜所の内から三つ「グレンフィディック」「バルヴェニー」「キニンヴィ」で作られたそれぞれのモルト原酒をブレンド、と多くの方が口をそろえてご解説なされていますが、それは販売当初からしばらくの期間のみのことでして今となっては昔の話。

 

かつてのネックやラベルに「THREE」とか「TRIPLE」なんて表記があった頃まではそうだった、という過去形の情報でして、

 

現行ボトルの中身は「厳選したスペイサイド産モルトをブレンド」とだけ語られるのみ。

 

意図的に、かつ公式に、詳細は徹底してシークレット扱いです。

 

そりゃもう社長に謁見たまわった御仁が直接質問してみても絶対に教えてくれなかったレベルで徹底して。

 

えー?三匹のサルのエンブレムはそのままじゃん?変わってないじゃん?てことは三種の原酒を使ってるんでしょ?はあなたの感想ですよね?っていう。

 

なるほど確かにねー、オフィシャルサイドの文言はたとえ日本語であってもちゃんと「三種の〜」の部分が「スペイサイドの〜」に書き換えられているし、未だ「三種の〜」を言うてはるのはかつてのそれを相も変わらずコピペの方々なり二次ソースから以下の発信ばかりですねー。

 

まぁ聞かれてもないことに答える義理もないなら、あえて変わったとも言わずにしれっと、ってところはねー、やらしいけどねー。

 

「モンキーショルダー」なんて商品名の由来が「フロアモルティング」とかいう失われつつある伝統的作業工程にあるのなら、そもそもこれを実践していたのが販売当初からして「バルヴェニー」ただ一銘柄のみだったからこそ、いくらなんでも「バルヴェニー」は今でも入ってるものだと信じたいけど真相は闇の中。

 

なんてイジワルを言いたくなるのは「ウィリアム・グラント&サンズ」が「自社所有の蒸溜所」とも言わず、あえて「スペイサイドの」としているあたりが実にミステリーだから、はあまりにマニアックだし深堀しだすとなかなかのお話しになるのでお好きな方のみご考察のほどお楽しみあれ。

 

して、

 

これに関しちゃそもそも語られることが無いか「オレは空を飛べる」レベルの大嘘しか見受けられなかった謎表記「バッチナンバー」についても触れておきましょうか。

 

「モンキーショルダー」なら「バッチ27」。

 

「スモーキーモンキー」ならば「バッチ9」との表記が必ずあるわけですが、気になる人は気になるはず。

 

通念的にバッチナンバーの表記とはスモールバッチ(数量限定の少量生産、あるいは樽、でなくとも極めて小さい数の限定されたロット単位とかで厳選された原酒)のシリアルナンバー的に使用されるのが常なので、

 

例えば同じ銘柄の商品だったとしてもバッチ違いで雰囲気が変わってもおかしくないし、逆にそこが醍醐味ってことも多々。

 

「この間出たアレのバッチ8を飲んだけど前の7のほうが好きだったなー」みたいな。

 

ところが「モンキーショルダー」の場合は誕生以来ずーっと同じバッチナンバーが表記され続けている。

 

どういうこと?

 

答えは簡単。

 

このバッチナンバーはボトルの個体識別のために表記されているものではございません。

 

商品開発時に試作用スモールバッチ(樽)にそれぞれ振り分けられていたナンバーの内、採用された樽のナンバーを表記しているだけ、とのこと。

 

つまり「モンキーショルダー」ならその全てが試作樽バッチナンバー27を基準に、「スモーキーモンキー」は試作樽バッチナンバー9のそれが基本レシピとして使用されているのです、ってだけのことらしい。

 

型式番号みたいなもんですね。

 

ちなみに最初はこのバッチナンバーがそのまんま銘柄名候補だったとかってお話しはどうでもよくって、

 

え?まって。

 

先に記したように現行の「モンキーショルダー」ってブレンド比率どころか使用原酒自体が開発段階はもとより販売当初からしても変わったんだよね?

 

今のバッチ27の表記っていったい何を意味しているんだぜ?

 

とかはつっこまないでいてあげよう、私は優しいから。

 

すごいよね、リアルで「バッチナンバー27です(バッチナンバー27とは言ってない)」を実践しちゃってるんだから。

 

それにしたってバッチナンバーの表記なんていやでもスモールバッチを連想させるしヘタすりゃ優良誤認の可能性もあるからまずいんでないの?とか思ったけど、どうやら心配は無用のご様子。

 

なぜならそれはそれとして今も昔も変わらず「モンキーショルダー」たるや粛々とスモールバッチとして製造されているご立派なスモールバッチ商品、とのことなので。

 

あれ?

 

昨年にはスコッチのブランド別売上で世界第三位とかなってませんでしたっけ?

 

大量生産され大量消費され続けているボトルがスモールバッチ。

 

スモールバッチ?

 

スモールバッチとはいったい・・・うごごご!

 

まぁそこには厳格な基準やルールはないのでね、ダメとは言わないよ、別に。

 

醤油の厳選とか特選ぐらいのことだと思っておいてあげよう、私は優しいから。(二度目)

 

ところでなんだけど、実際の肝心のところがですよ、ご多分に漏れず随分とまぁ変わっちまって、よく言えば今風なんだろうし割りもの素材としてはいいんだろうけどさ、ウイスキーとしてのそれはどこいっちゃったんだ?

 

とか思ってオフィシャルのヒストリーとか眺めてみると「そもそものそもそも、こいつはミックスド・ドリンクのベースリカーとして開発されたんだぜい!」ってことになってるけどさ、

 

ん?

 

あれ?

 

そんな話しだった?

 

なんだろうな?

 

近頃ますます記憶と現実の乖離が激しくて困っちゃう。

 

どこにあるやら・・・次元のはざま・・・

 

生存報告程度の話

  • 2024.01.15 Monday
  • 20:09

 

あけおめっス。

 

ことよろっス。

 

年明けからこっち、ご来店いただいたお客様の九割が外国人さんです。

 

私は一体どこの国でお仕事していますか?な男、サヰキです。

 

たまにはブログを、とも思ったのですが直近で収集していた業界ネタときたら、もはや笑っていられないレベルでヤベー感じのお話は、自分が下手に取り上げたことがきっかけとなって規制のトリガーにでもなっては寝覚めが悪いのでそっと埋め直しておきます。

 

いいかげん私もいい歳なので、そろそろ啓蒙だの警鐘の類など意味をなさない現実に気づきましたし、

 

今の望みはと言えば、せめて己の目と声が届く範囲で、あくまでも私が想うところのバーテンダーとしてを全うできさえすれば、それでいいかな、と。

 

そんな感じでございますからして。

 

もう、戦うことに疲れてしまったのですよ。

 

いいや、

 

ウソだね!

 

やってやるよ!

 

戦ってやる!

 

抗ってやる!

 

誰とっだって?

 

それはっ!

 

老眼とだっ!

 

デデン

 

 

わずか全高数センチのミニモデルでありながらケレン味たっぷりのアレンジに狂気じみたディテールを詰め込み食玩スタイルで提供される猛烈に頭のおかしい(誉め言葉)ガンプラ界の異端児「ガンダム アーティファクト」の制作を開始。

 

こいつはまさにアラフィフ泣かせの老眼キラー。

 

やってやる!

 

やってやるよっ!

 

楽しそうでなによりです。

 

年末年始休業のお知らせ、とか。

  • 2023.12.05 Tuesday
  • 18:01

 

ところでこちらをご覧いただきたい。

 

 

高圧洗浄器です。

 

東京ってさ、ホントいつでもどこでも永遠に工事してるよね、の順番がいよいよなご近所にやって来たおかげで店先の道路がそこはかとなく泥だらけ。

 

これを一掃すべく購入しました。

 

そして激しく後悔したのです。

 

どうしてもっと早く手に入れていなかったのか、と。

 

これは楽しい。

 

気持ちいい。

 

例のショッピングサイトのセール期間に乗じて購入した中華製の安物なので一抹の不安はありましたが性能的にも十二分。

 

綺麗になってスッキリという結果以上に圧倒的な力でねじ伏せ汚れを破壊し殲滅する過程そのものが快感。

 

足りない。

 

店の前はとっくに綺麗になったけど、こんなもんじゃ足りない。

 

そんなわけで近頃は頼まれてもいないのに水の入った20kgのバッカンと機械を持って近所を徘徊し路肩やら側溝やらに見えない自由が欲しくて見えない銃を撃ちまくる人よりも洗浄銃をぶっぱしている男、サヰキです。

 

いいよぉ、高圧だねぇ、すごく、高圧だねぇ。

 

ハァハァ・・・。

 

本題です。

 

年末年始、毎度の感じでお休みをいただきます。

 

今回は定休日と抱き合わせにすればかなり長い休みにもできるのですが、なんとなく持て余しそうな自由の中で可能性に溺れながら色々を考えるのがむしろ逆に面倒なので頑なにいつも通り。

 

【休業日・12月31日〜1月5日まで】とさせていただきます。

 

宜しくお願いします。

 

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