グラン・センテナリオのトリオ

  • 2018.05.17 Thursday
  • 13:40

 

気温の上昇に伴いテキーラ指数の高まってきた今日この頃。

 

まだ店舗も無いのに時折、今のうちに買っとけ商品には手を出したりなんかしている中、

 

以前にも紹介したことがあったけど、もう5年も前のことだし、今回はお仲間も増えたので、ってことであらためましてのこちら。

 

 

「グラン・センテナリオ」

 

 

左から「プラタ」はメキシコがスペイン語圏なら意味は「銀」だから「シルバー」なので要は「ブランコ」と真ん中が「レポサド」に右が「アネホ」。

 

日本語表記のサイトを見る限りはことごとく「プラタ」=28日、「レポサド」=知らね、「アネホ」=18ヶ月の熟成とあるけれど、

 

動画CMだけはいかがなものかと思った本国の公式サイトにはそれぞれアメリカン・ホワイト・オーク樽で7週間・4ヶ月・6ヶ月とあるのよね。

 

毎度のことなら不思議でもないのでスルーしとくよ?

 

昔から正規代理店が無く、並行輸入業者さんが気まぐれに仕入れてくれなければ中々お目にかかれないけど特別人気があるわけでもない以前にあんまり知られていないマニアックというより不遇の銘柄。

 

そんなわけで久しぶりの再会なんだけど、あれ?近年製造されてるボトルはもう少し寸胴でスクリューキャップになってなかったっけ?

 

君たちどこで寝てた子?

 

むしろ喜ばしいことなのでまぁいいけど。

 

知る人ぞ知るボトルと言えるのかもだけど、そこに付加価値をどうのという代物ではないにも関わらず、先日行った六本木の某Barの酒棚にてこの子を発見し、おや珍しいと注文しようとしたら「これはプレミアモノですからねぇ」なんてあり得ない価格を提示してきてものの見事にぼったくろうとしやがってコノ野郎アガベで頭カチ割るぞ。

 

客観的にテイスティングしますれば香りはなかなかなれど味わいは恐ろしく優しめ。

 

良く言えばメロウでスムースなんだろうけどテキーラとしては野趣というか迫力不足が否めない、ともすれば軟弱なテイストは真のテキーラファンからすると物足りないかも?

 

なんだけど、

 

個人的には心のテキーラ・ランキングの常に上位にある逸品。

 

それはテイストももちろん、アール・デコ調のボトルデザイン込みで、どこを切っても美しく繊細な様がもろ好み。

 

うっとりしちゃう系。

 

今回初めて見た化粧箱までエレガント、というどうでもいい要素まで加点されてますます大好きなのさ。

 

 

「レポサド」と「アネホ」はよりまろやか、というより非常に樽の樽感が樽樽していてパラメーターの一部はむしろ強化されてる勢いならば「プラタ」じゃ物足りない、かつテキーラに熟成感を求め楽しみたいって方には打って付け。

 

しかし酒質のデリケートさ加減は変わらない、

 

のだけど、

 

逆にね、

 

お陰様でというか、面白いほど変化が早く、グラスに注いでよそ見しているうちに翌朝おきたら化粧が落ちてて「お前誰だよ?!」ぐらい劇的な変化が楽しめます。

 

いや、

 

いい意味で。

 

俺スッピン好きだし。

 

それはね、俺ってスッピンでも受け入れます的寛容さアピールのすり寄り話じゃなくておそらくは倒錯的思考に基いたある種のフェチズムだからなナメんなよ?

 

何の話だよ?

 

ひとりでは解けない愛のパズルを抱いて

  • 2018.05.16 Wednesday
  • 12:43

 

ここのところよくある話。

 

加速するウイスキー人気の煽りを受けては原酒不足と言い訳し、

 

主軸商品の主要銘柄にも関わらず再開時期未定で販売中止にすると大手メーカー様の発表があったのは昨日。

 

今時とあっては本当に珍しくもないニュースだけれどもリアルタイムのサンプル調査にと、

 

すぐさま小売価格とオークションを含めた相場を控えて一日たった今日。

 

照らし合わせてみれば早速1万円も値上がりしてるでやんの。

 

5年前なら1万円でお釣りが来ていたボトルが、

 

ここ最近は3万円を超え、

 

昨日の今日で4万にまで跳ね上がる。

 

狂ってる、としか言いようがない。

 

需要に対して供給が追い付かなければそこに希少価値という名のプレミア価格が発生して値が吊り上がるのが世の常にしたって、だ。

 

腑に落ちないのは、

 

いかに趣向性が高いとしてもそれが酒である以上、だって中身はどうなのよ?

 

正味の価値な?

 

真価よ真価。

 

関係ないってか?

 

っていう。

 

珍しいから売れる。

 

高いほど売れる。

 

味なんて分かんない連中に中身なんて知ったこっちゃない輩が法外な値段で不相応な酒を売りつける。

 

転売ヤーが跋扈する世の中だけど恥ずかしげもなくあえて大層を言えば、

 

「そこに愛はあんのかい?」

 

と。

 

見栄を張れればいい。

 

金になればいい。

 

たまたまそれがウイスキーだった、ってだけの話ですか?

 

いやね、拝金主義の守銭奴どもにいくら言っても無駄だとしてもですよ、

 

せめてバーテンダーはさ、

 

まさかこのくだらないやら底抜けにチープなマネーゲームに参戦はしていない、だろうと信じておくけど、

 

てかバーテンダーだからこそさ、

 

え?買わなきゃよくね?

 

簡単な話じゃん?

 

酒棚に置かなきゃいいんだよ、そんな酒。

 

売買に関わらなきゃいいんじゃん。

 

あんなもんにそんな価格で手を出すなんて馬鹿げていると、

 

価値ないよ?って、

 

プロが、

 

中島誠之助が、

 

言ってやればいいんじゃねーの?

 

「いやぁ、飲む人がいるんでぇ」

 

って、飲ませたいの?その酒を。

 

「高いっスねぇ、しょうがないっスねぇ」

 

って、いいの?こんな荒くれ相場を放置しといて。

 

歯止めのきかないクオリティーダウンを黙認しておいて。

 

そんな思惑から前の店でも、もうずっと納得のできない銘柄は置かないを実践してみたらばあって然るべきがほぼほぼ存在しないとかいういかにもひねくれた酒棚っぽくなっていたのは皆さまもご存知のところだけど仕方がないじゃん?

 

ねぇ?

 

そこは変わらず次の店でもそうするんでしょう。

 

だってぇ、

 

んなことの片棒担ぐようなマネは絶対にイヤ。

 

絶対に、だ。

 

んなことをボンヤリ考えながら事務所のパソコンで件のニュース記事を眺めていたら横から覗き込んできた今のお仕事仲間さんが、

 

「え?皆が買わなきゃいいんじゃね?こんなのおかしい、ってさ」

 

と。

 

見透かされた感満載の、あまりにも思っていたことそのまんま過ぎる、素直で純朴な直球を不意に他人様から投げつけられては私も咄嗟に、

 

「んなことが可能なら世界から戦争は無くなってるよ」

 

だって。

 

ハッとした。

 

goodとはならず。

 

自分の口で言って初めて自覚するこの愚かさよ。

 

一人不買運動なんて滑稽な理想論でなければ呆れた中二病よね。

 

オレがやってたことってのは、つまりはそういうことだわな、

 

と気付いて感じるこの虚しさよ。

 

それでも地球は廻ってる。

 

未来は僕らの手の中

  • 2018.05.07 Monday
  • 14:39

 

コンビニのおでんにちくわぶはあるし、富士サファリパークのCMも流れている。

 

ほんとにほんとにほんとにほんとに関東だ、

 

が、しかし、

 

些細なことからでもここが東京であると自覚できたとして、そのいずれもが既視感を通り越してノスタルジーにも似た再確認でしかないならば、


まさか夢だの希望とまでは言わないが、

 

期待感というか高揚感というか、

 

そういうワクワクが足りないのはきっと、

 

上京も二度目なら 少しは器用に せつなさのスピードは高まって とまどうばかりの私。

 

違うだろ?

 

もっとこうあるだろ?

 

メトロポリタンチックな。

 

なんだ?

 

そうだ!

 

未来だ!

 

感じさせろよ?

 

未来はどこだ?!

 

未来はここだ!!

 

はい。

 

「ブラウン シリーズ7 Model-7880cc Wet&Dry with Clean&Charge System」

 

 

相変わらずの貢がれ人生で引っ越し(仮)祝いに頂いたのは今さらの人には今さらだろうけど私は言いたい、

 

どうしてもっと早く、誰か教えてくれなかったのか?

 

の我が人生初となる自動洗浄機付きシェーバー。

 

光沢が眩い艶めかしくもクールな本体の撮影を試みるも煌くボディの鏡面仕上げが災いしてオッサンが映り込んじゃうもんだから箱だけ撮ってみたわけだが、

 

なにこれ、すごく、未来。

 

何をどうしてくれるのか?詳しいところはいくらでも転がっているので各々自習していただくとして、

 

例えるなら、それはまさにシェーバー清掃専属の家政婦さんを雇うようなもの。

 

清潔。

 

手間いらず。

 

いい匂いする。

 

毎回が新品の使い心地。

 

毎日がスペシャル。

 

こんなんもう一度経験したら当たり前になってまうよ?

 

ウォシュレットですやん?

 

パワーステアリングですやん?

 

革命ですわ。

 

火薬で活版印刷した羅針盤ですわ。

 

え?

 

キミのシェーバー、まだ自動洗浄じゃないの?

 

え?

 

ありえなくない?

 

いや、俺とかさ、東京じゃん?

 

こっちじゃ当たり前だぜ?

 

え?

 

変わった?

 

俺が?

 

いやいやフツーっしょ?

 

こうやってね、都会に染まっていくわけですよ。

 

ん?

 

東京、

 

関係なくね?

 

無題

  • 2018.05.06 Sunday
  • 12:07

 

家を出て徒歩二分。

 

副都心線、北参道から一駅の明治神宮前で千代田線に乗り換えてさらに一駅。

 

表参道で下車して徒歩三分。

 

オサレにもほどがある事務所に出社したらばデスクに着いて、

 

そして、

 

ひたすらゲームをして過ごす日々。

 

わぁ、SAOはカヲス防具作っちゃったし、どうぶつの森はもうすぐLv100だよ?

 

世間様がゴールデンウィークならばこちらも諸々身動きが取れず、

 

ならば休んでおいても良かろうものの、

 

さりとて所在のなさゆえ律義に出社しておいて、

 

けれども結局不毛な時間を過ごして、

 

そうして私のゴールデンウィークも終わろうとしています。

 

こんにちは、

 

都会の暮らしはやけに喉が渇いてしまうよ、

 

サヰキです。

 

閉店してしばらく経ち、更新もご存知の通りなのに、当ブログのアクセス数は相変わらずなようで、

 

だったら何かしら書こうにも何しろ無職ですし、

 

嘘でもBar関連のこととなると、そりゃ以前よりも飲み歩きだけは充実してるけど、

 

今書けることっていったらなぁ、

 

お互いの精神衛生的に大変よろしくないヘドロみたいな愚痴しか出てこないからなぁ。

 

って、

 

元より脱線こそが本望みたいなコンテンツだったし、

 

ま、いっか?

 

てなわけで欲しがり屋さんのアナタのためにテキトー記事でよければこれからも不定期ながら書きはするのでしょう。

 

あれだろ?

 

寂しいんだろ?

 

サヰキロスなんだろ?

 

しょうがないなぁ。

 

ウソだよ、寂しいのはこっちのほうだよ、あぁそうさ、承認欲求の権化さ、それなりに遊んでもいるはずなのにさ、存外ヒマだしさ、退屈してっしさ、喪失感が虚無感でわしゃ定年して縁側でスズメを眺めてるおじいちゃんか?ってね、もう。

 

つくづくね、

 

カウンターの中以外に居場所が無いのを痛感する日々です。

 

 

時々、バーテンダーごっこ。

  • 2018.04.24 Tuesday
  • 15:58

 

 

左から、

 

フランスの「ラ・メゾン・ド・ウイスキー」より「アーティスト・コレクティブ」は「ベンリネス21年 1995」。

 

同社でシリーズ化されていた「アーティスト・コレクション」とは似て非なるものなりで、「コレクション」をガンダムとするならば「コレクティブ」はジムとは言わないまでも陸戦型ぐらいの立ち位置らしいけど価格はモノにもよるとはいえ、こちらのボトルはヘタなガンダムより高コスト機、

 

っていうね。

 

コンセプトってなんだろう?

 

ベンリネスなんてナナメなチョイスがいささか心配ではあったものの、カスクであることも手伝って飲み応えを補いつつ、良い意味で普通のウイスキーとなってましてテイスト的にはね、これはこういうモノとすると文句は無いのだけれどもやっぱ高くない?

 

時代だねぇ。

 

 

続きまして真ん中が、

 

「グレンドロナック 24年 1992」

 

大人の都合や裏事情のおかげでオフィシャルのくせに一目では見分けがつきにくいバリエーションがやたらと多すぎるでお馴染みドロナックの、こちらは日本のメーカー「ウィスク・イー」向け、ペドロヒメノス樽熟成の一本。

 

わかりやすく甘いは美味いを真っ向から体現している魯山人も大喜びしそうな仕上がり、って感じ。

 

カスクナンバー8311のヴィンテージが92なので96にアライド社に買収される以前の代物ならばフロアモルティングかつ石炭による直火蒸留という今は亡き仕様の原酒、ってことです、

 

というマニア向けの小ネタも置いときますね、と。

 

 

最後に右が、

 

ダグラス・レイン「ティモラス・ビースティー 18年」

 

毎度のヤツはいつものごとくハイランドのブレンデッド・モルトの熟成年数表記バージョンは限定ボトル。

 

あのさ、

 

別にいいんだけどね、

 

こっち来て飲み歩いてて、

 

「ブレンデッド・モルトでなにか面白いものがあれば」

 

て注文したら、シレっとブレンデッド・スコッチ出されたり、

 

「それはバッテッドのことですか?そういうのはバッテッド・モルトてオーダーするんですよ?ププ」

 

とか言われたり。

 

いや、別にいいんだけどね。


あはは。

 

死ねばいいのに。

 

 

そんなわけで、そういえばオレ、バーテンダーじゃね?これBarのブログなんじゃね?という危機感にあおられて唐突にお酒の記事でした。

 

ひたすらにコンクリートジャングルを彷徨う日々の私ですが、一応の職場というか拠点となっている事務所が表参道にありまして、

 

ここがまたデザイン関連のデスクワークをするためにしてはやたらと広すぎるばかりか片隅にはバーコーナーまであつらえてあるというなかなかにふざけた造りのスペースでして、

 

時々パーティー(だからパーティーってなんだよ?)なんかも催されてたりで、先日も、


ってなことで酒棚に新たに追加したボトルを取り上げてみたのでした。


相変わらず物件探しの現状なれど、

 

それっぽいことは、

 

たまにしています。

 

 

 

 

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