君がいた夏は 遠い夢の中 空に消えてった レトルトカレー

  • 2015.09.04 Friday
  • 00:45

いただきました。

ごちそうさまでした。

ありがとうございました。

それはそれとして思いのままに素直な感想のほどを、

あっ!

イクゼっっ!(c)柴田恭平@RUNNING SHOT


「ボンカレー辛口・沖縄限定復刻パッケージ」



製造元は大阪にして沖縄で限定販売されている(ただし沖縄でしか買えないとは言ってない)復刻版パッケージのボンカレー。

ミスリードの誘惑をかいくぐって真理に到達してみればつまり中身は普通のボンカレー。

お、おう・・・。

どうでもいいけどコレと大村崑のオロナミンCの広告は昭和ノスタルジーの代名詞とされながらも今時こそそれ風の居酒屋にて大量の模造品を目にする機会も多いなら逆に懐かしさなんて微塵も感じられないよね。

しかしなにしろ違いがパッケージのみとあっては・・・。

厳しいようなことを言いますが、沖縄なんてせっかくのお題がもったいない。

もっとさ、らしくてヤバそうなさ、ゴーヤ入りとかハブ入りとか?

ヤンバルクイナとかイリオモテヤマネコとかシーサーが入ってるようなヤツを次は期待します。


「マジックスパイス・スープカレー」



北海道はスープカレーの元祖たる有名店マジックスパイス監修の元、明治が販売している商品。

好きです、美味しいです。

私も近所のスーパーで時々買います。

そう、ご当地カレーとはいえ最近は全国規模で流通している商品も少なくないですし、

このワタクシメときたらその手の届く範囲のあらかたはすでにお試し済みなのですよとか何気に今後のハードルを上げながら、

わざわざ北海道から運んでいただいたその労力にありがとう、そして、ありがとう。


「カレーのチャンピオン・辛口」



金沢カレーの代表格としてカレー通には有名な逸品。

ネット上には「平凡」「無個性」「ありきたり」などと酷評するレビューも転がっているが、その緻密な味の組み立てにより構成された普通さ加減たるや尋常ではなく一周まわってむしろ非凡。

かの名セリフ「そう、こういうのでいいんだよ」を具現化したような良い意味で「完成された50点のカレー」は、

いつかどこかで食べたことのあるような懐かしくも切ない、

しかし確かに家庭的でもなければ業務用チックでもない、古き良き時代の外食の味を再現している。

実はワタクシのフェイバリット・レトルトカレー・ランキングの五指に入る銘柄で、

金沢と言えば趣は違えどこれと並んで「ゴーゴーカレー」を近所のスーパーで購入する機会はそう少なくありません。

わざわざ金沢から運んでい(ry


「18禁カレー・痛辛」



近所のスーパーで見かけてどれほど辛いのか知りたいけど食べるのは怖いから持って来たとかもはやお土産でもなくただ当店に持ち込まれただけの品物。

おい?主旨な?

確かに辛い。

てか痛い。

耐性の無い人にとっては純粋かつ直球でただのイジメ。

ドーピングしたLeeの30倍(要は45倍)に勝るとも劣らない辛さではあるけども、

味があってこその辛味。

これはもうただただ痛いだけ。

つまり、そういうことだ。

あと、その存在を知りながらも手を出せないでいた私の理由そのものなんだけど、コレ千円超えるんでしょ?

イヤイヤイヤ・・・。


「炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー(中辛)」



やる気の感じられないパッケージ。

しまった、焼肉とお肉で肉がカブってしまった、な安直ネーミング。

どうせお笑い芸人のサイドビジネスでしょ?

と侮るなっ!

ちゃあぁぁー!!

特筆すべきはその具材。

脂身の多い部位を使用することでレトルトにありがちな残念肉のイメージを払拭することに成功しているハイクオリティーなカレー。

そこに垣間見えるのはグラサンに半裸の姿で獅子舞片手におどけてみせる全国放送モードのたむけんではない。

小洒落た服を着て声のトーンも低めに若手を威圧的にイジってみせる、関西ローカル番組でしか見せないどちらかと言えば毒のあるツッコミキャラに転じたあのダークサイドなたむけんがさらに商売人の眼をギラつかせてシビアにソロバンを弾いている姿である。

実は過去に一度お土産でいただいたことがあります。

最近は近くのスーパーでも見かけました。

着々と・・・やるな・・・流石は関西芸人・・・。


「崎陽軒 横濱カリィ」



あの崎陽軒が放つ「じっくり煮込んだシウマイ入り」なる異色のカレー。

じっくり煮込んだとは思えないほどしっかりと原型をとどめたシウマイが歯ごたえもそのままにゴロリと入っています。

はたしてカレーにシウマイをブチ込んで、そのアイデンティティーが崩壊してしまわないものかと心配でしたが、

意外にもシウマイはその主張を、それがたとえカレーの中であっても失うことはなく、

カレーはカレーとして、シウマイはシウマイとしてのポテンシャルを保ちながらに存在しているのならば、

カレーはカレーとして、

シウマイはシウマイとして、

私は別々に食べたかったし一緒にする意味よ?

崎陽軒のお土産シウマイは好き。

催促じゃないよ?

崎陽軒のお土産シウマイは好き。

あの肉々しいシウマイをなぜか無性に食べたくなるよね、時々。


「三倍辛いシャアザクカレー&ジャブローチーズ入りアッガイカレー」



ガンダム展で購入していただいたので東京土産でよいのだろうか?

シャアザクカレーは当社比にしたって何を基準に三倍なのか?元ネタはカレーの王子様か?ってほど辛くはないし、よく考えてみればザクの要素はまるで無くてザクカレーのザクてなんだよ?っていう。

アッガイカレーも謎の食材ジャブローチーズとは何かと思えばアルゼンチン産チーズを使用しているらしいが、

アルゼンチンからジャブローを連想させるには無理があるもなにもやっぱりそもそもアッガイ要素は皆無でアッガイカレーってアッガイどこだよ?っていう。

色?

ええい、サンライズのカレーはこじつけかっ!?

悲しいけどこれ、商売なのよね・・・。

ガンダムってフンドシだけで白星が狙えるほどカレーの土俵は甘くはないよ?

バンダイのプラモデル事業部を見習えとは言わないけれど、もう少しクオリティーにもこだわって欲しいな。

いいなぁ、ガンダム展・・・。


「???」From U.S.A



ついに海を越え空を飛んで持ち込まれた初の外国産お土産カレーはメイド・イン・アメーリカ。

動物由来の成分とあらばいかなる持ち込みも禁止されている国際線の事情を考慮していただきチョイスされたのは完全植物性原料のみで作られたいわゆるベジタリアン向けのヘルシー食品なのだけれども、

そもそもパッケージのどこにもカレーの文字は無く、

写真にもある「Jaipur Vegetables」が商品名だったとしてJaipurがインド11番目の都市ならば強引に日本に当てはめて訳せば「仙台野菜」みたいな解釈で良いのかどうかも疑問だけど、それで?名物か何かなの?特産的な?郷土料理?

なんだろう?

なんですかコレ?

私のほうこそ聞きたいところ。

ともあれバケツみたいな容器に入ったアイスクリームを貪り、エレクトリカルパレードの電球みたいな菓子を頬張り、

「は?ピザはサラダだから健康にいいんだゼ?」などとのたまう彼の国のヘルシーがいかがなものかは興味も尽きないところ。

漂いまくりの地雷臭に胸躍らせて食べてみると、

普通にカレー。

むしろ美味しい。

大使館勤務の旦那を持つアメリカ生まれの菜食主義者・ナンシー夫人(仮名)が行きつけの輸入食料品店に取り寄せを依頼したのをきっかけに近所のセレブの間でも評判になってそこそこの売れ筋商品になったとしてもおかしくないレベル。

ん?

この試合に勝って勝負に負けた感。

おそらくは大豆で作られているのであろう人工擬似肉モドキの歯ごたえだけは気持ち悪くて中々でした。

しかしなんだろね?アレ?

菜食主義者ってのは肉はもちろん肉っぽいモノを食べることに嫌悪感がある、ってもんでもないわけ?

本当は食べたいんだけど我慢せざるを得ないからって未練がわざわざそんなモノを作らせてお慰みにしてるんなら素直に肉食えよ?


そんなこんなで、

くぅ〜食べましたw これにて完食です!

あらためましてごちそうさまでした。

お持ちいただいた皆様ありがとうございました。

そしてわかったこと。

一週間か十日程度ならカレーだけでもわりといけちゃう。

いや、なんかさ、カレーばっか食べてるキレンジャー的キャラ付けとかはしないでね。

頭悪そうだし。

そんな大好物じゃないから。

フツーだから。

今更だろうけど。

開眼!オレ!カレー!タ・タ・タ・タベマクレー!

  • 2015.10.08 Thursday
  • 00:00

ナマステ。

いつものです。

もはや説明もいらないでしょう、早速イキたいところ、

なの、

です、

が、

その前に、

なんだか最近おかしなことになりつつあるのでルールを制定。

1・旅先のお土産に限ります。近所で見つけたからとかそういうのは無しで。

2・持込みは一度に一種類一個。的を絞って必殺のチョイスを。

3・謝らないで。大前提カレーを手土産に持ってこないと入店できない店じゃございませんし、その有無は私の機嫌にも仕事にもなんら影響しません。

皆様、用法・用量を守って正しく私に貢いでください。

オレハナニヲイッテルンダ?

じゃ、

いクぜ!@加納典明


東京「資生堂パーラー 辛口ビーフカレー」



ワンランク上のハイクオリティ商品なのですが、いやもう正直そこらへんで売っているのでもちろん体験済み。

大体は食べてるよ?と言えるまでになってしまった私こそがおかしいのか?

わざわざ東京の資生堂パーラーでご購入いただきましたことを感謝しつつも、

うん、まぁ、味は変わらないよね。



山口「山口さんちのセレブになっちゃったカレー」



前身たる「山口さんちのごめんなさいカレー」がバージョンアップしたのだそうですが、前を知らない私は何がどうセレブになったのか知る由も無く。

味は良かったです、てか中々のクオリティーなれど特長と言えるほどの個性が無いのは残念。

コラーゲン1000mg配合あたりが売りなのかな?

経口摂取でコラーゲンなんて、マイナスイオン級の似非科学、今だに信じられてるの?



新潟「かんずり屋さんのゆずカレー」



かんずりとゆず、「二人の出逢いはまさに奇跡!」とありますが、

いや、そもそもかんずりって柚子使ってますけどもそれは・・・?

かんずりの味とカレーの味が驚くほど一体化しておらず、一口で二味楽しめると考えれば、お得?なのか?

主張すべきを主張しているって点ではアリですけども。

しかし具材の牛肉ですよ。

レトルトとはいえビーフジャーキーよろしくこんなに硬い肉は久しぶりでした。



青森「りんごカレー」



シンプルなモノが一番怖い・・・。

過去、鳥取の、一見なんでもないような梨カレーが、予想に反してあまりにも衝撃的だったという経験をして以来、

果実系カレーの、それもストレートな内容で、ぱっと見に凡庸にも見えるパッケージのモノであればなおのこと、

トラウマが頭をもたげ、及び腰になりがちなのですが、

めっちゃフツーでした。

いやフツー過ぎ。

腰砕けにしても砕けた腰の破片が素粒子レベルにまで細かく粉砕されて飛んでっちゃうんじゃないかってほどフツー。

ハチミツを味方に抱き込んだぶんバーモントカレーの方がキャラ立ちに成功してるってご当地カレーとしてどうなのよ?

がんばろう。



香川「ストマックカレー」



牛の胃がゴロゴロ入ったモツカレー。

ミノやらハチノスが浮きまくったビジュアルはそれだけで迫力がある。

そしてなにより臭い。

だが、それがいい。

今時の、洗浄しまくって味の無いガムみたいになってしまったモツに慣れていてはちょっと近寄りがたいほどの獣臭。

元来モツだのホルモンなんざこんなもんだったと思い出させてくれます。

激辛とありますがそれほどでもなく、なにかもう臭み消しに唐辛子ぶち込んでみたけど誤魔化しきれませんでしたって感じも素敵。

もちろん好き嫌いの分かれるところでしょうけどね、うん、美味い。

しかしこれ、讃岐名物?でいいの?



静岡「いわしカレー」



マイルドなカレーにいわしの魚粉を山ほどかけました以上終わりな一品。

ヘタをすればカレーであることを忘れさせる勢いのいわしっぷり。

昔から「魚介系カレーに当たり無し」と言われる原因は、味のベースたる出汁の部分にそれを使うとどうしても生臭さが際立ってしまう点にあったのが、

魚粉を用いて後付けで味をコーティングしてやれば、これは昨今のラーメンにも言えることなのですが、

確かにね、生臭さも抑えられて不味くはないのだけれど、結局さ、マヨネーズとかゴマ油と一緒なのよね、魚粉て。

そりゃ使い方にもよるのだけれど、支配的で味を一色に染めちゃうって意味では素材も調理法も上書きして全否定しちゃうから。

それにしても魚粉入門者の「美味いもの見つけたった感」とそれを推して来る圧って異常ですよね?

昔の彼女に美味しいラーメン屋さんがあったよ!って連れて行かれたのが魚粉モリモリの店でちょっと残念な気持ちになったのを思い出しました。

せつなーい。



高知「海カレー 足摺岬の宗田かつお」



ニコイチ?

いいえ、祝・同時到着初カブリ!

高知くんだりで時を同じくして赤の他人の二人が私を想いつつこのカレーを買い、わざわざ海を越え運んで下さったのかと考えるとそれだけで胸アツ。

なにやってんスか?

味はまぁ、カレーうどん的なお出汁がかつおの、ではなく、カレーに鰹節をまりまり乗っけた感じを想像していただければそんな風です。

パッケージにある「漁師もびっくり」のコピーはいかがなものかと思いますが、

裏の説明にある「台風のときよくテレビに映し出される足摺岬のー」は地元アピールをその任とするはずの立場で大丈夫?怒られない?

ちょっと心配、だけど好き。



栃木「日光名産トローリトロトロ揚げゆばカレー」



商品名でネタバレしてますが、揚げ煮なんてもんじゃない、なんせトローリトロトロになるまで煮込んだ湯葉ならば揚げた意味が無いっていう、ね。

カレーの要素と和風の煮物要素がちょうど半々で綺麗にケンカしています。

そこに湯葉が自己主張してくるものだから皿の中は三つ巴の戦争状態。

一体感の無さでは群を抜いた仕上がり。

淡白なものと思っていた湯葉ですが意外なことにカレーにも負けない風味を有していて、

素直に思いました、カレーと湯葉は合わない。

冷静に考えればカレーに湯葉が入っていたところでどうですかこのありがたみの無さ。

名産を生かせばカレーが死に、カレーを生かせば名産が滅ぶ。

しかし名産を使わねばそもそもの誕生すらありえないからこそのご当地カレー。

ジレンマの中でもがき苦しんだであろう開発者の苦悶の表情がまぶたに浮かびます。

「カレーに湯葉なんか入れたって美味くないんだよ!」と諦めかけたその時に思いついたのが、あるいは揚げて煮込むという奇策だったのかもしれません。

ご当地カレー、それはドラマ。




長崎「長崎豊味館 牛テールカレー Gorotto[ゴロット]」



まず箱がデケー。

そしてタケー。

お値段なんと1500円。

こぶし大の牛テールがまるごと一個(大きさによっては二個の場合もあるとか)入ったパウチの温め時間は湯煎で18分。

時短ワザとか使えばちょっとしたカレーが一から作れちゃうんじゃないの?と、レトルトとしては何もかもが規格外の品。

クミンとガラムマサラが小袋で別包装されているなど特別感と高級感が尋常ならざる仕様で、

パッケージに偽り無し、まさに贅沢なカレーはこれで不味いはずも無いのだけれど、

それでいて名前が「ゴロット」なのはいかがなものか?

いやまぁ確かに「ゴロット」してましたけども。




さて、頂いたカレーは皆等しくありがたく、そして「楽しく」いただきました、

が、

ご好意に優劣などつけられようはずもないのは心情として当然のことながら、

並列化した平等主義の元、綺麗事で創られた世界にいったい何の価値があるのでしょうか?

差別と区別という残酷な選択があるからこそ美は美として成り立ち、そこに初めて意義と意味が生まれるならば、

あえて私は決めましょう、今回のMVP。



青森「大間まぐろカレー」



一味違うカレーはその面構えからしてやはり違います。

一見して思いましたね、あぁ、コイツはヤバイ、って。

詰め込み感ハンパない構図の中に狂気を孕んだマグロの目とやたらオラついた配色。

情報過多も甚だしくところ狭しと躍り狂う文字の大群は全て異なるフォントを使用するというやかましさ。

パッケージ裏においては「海の男の味!!」と、体育会系男子高校生の部室の臭いがむしろ爽やかにも思えてきそうなむさ苦しいまでの熱いコピー。

もう不安しかありません。

BLACK DIAMONDと称される大間のマグロに名産のリンゴジュースとわかめまでぶち込んだ、

手の届く範囲にあったものを全て集めて煮込んだという闇ナベのごとき一品。

マグロ&リンゴ&わかめ。

美味しいを連想するほうがすでに困難。

が、それでも予想は甘かった。

基本はマグロの嫌なところをギュッと凝縮したような典型的ダメダメ魚介系カレーではあるのですが、

おそらくはその臭みを清涼感ある酸味で中和させるために投入されたであろうはずのリンゴがまさかの裏切り。

ジューシーで爽やかな風味をもってよりいっそうマグロの臭みのエッジを際立たせるというナイスアシストでオウンゴールを決めまくり。

すごく生臭い。

ネバー・エンディング・生臭い。

そして思わぬ伏兵。

いや、このカレーを裏から牛耳る闇のフィクサーと言ったってちっとも隠れてないから普通にボスです。

真の敵、

それは、

わかめでした。

齢四十を越え、幾多のカレーを食し、おこがましいながらもそれなりの知識と経験を、並よりは蓄えてきたと自負する私も初めて知りました。

カレーにわかめを入れて煮込んじゃ、ダメ、ゼッタイ。

加熱により漆黒の闇のごとき色彩を纏ったわかめは、ちぎれ、裂け、破れ、それがはたしてわかめであったのかも疑わしいほどに細かく広くカレー全体に漂う光景は視覚効果だけで食欲を減退させるに充分な威力を持ったまさに地獄絵図。

どこにスプーンを入れてもわかめに当たってしまうわかめトラップが仕掛けられた出口の無い迷宮わかめラビリンスに迷い込んだが最後、

口中に投じては固体と液体の狭間をさまよいながら独特の不快な食感を放つ一方、持ち前の磯臭さでベースとなっている生臭さにブーストをかけて本気でトドメを刺しに来てくれます。

ブラックダイヤモンドを呑み込むばかりか己の力に変えてなおも暴れる脅威のダークマター、その名はわかめ。

これはスゴイ。

これは強い。

人が意図的に目指して到達できるであろう限界を大きく凌駕した破壊力の高さから推測するに、

これはおそらく偶発的な要因が関与した、

例えばマグロ業者とリンゴ業者とわかめ業者、

それぞれの思惑と主張が微妙なパワーバランスの綱の上で錯綜する高度に政治的な駆け引きの中で、

度重なる交渉と圧力、契約と裏切りの末、混沌より生み出された偶然の結果こそが、この一品だったのではないでしょうか?

「我々はなんてモノを創ってしまったんだ!?」

「流すのか!?コレを!?市場に!」

「やむを得まい、地元のためだ・・・。」

そんなドラマを想像せずにはいられません。

そして、あらためて箱を眺めると気付かされるのですが、

実はこのカレー、カレーをちっとも薦めていないのです。

ありがちな「美味しい」だの「オススメ」だのの文字が無いばかりか「カレー」の単語さえ商品名として以外には使われていない、

だけならまだしも、

大間のマグロの旬は秋から年初めにかけてで食すなら刺身に限る、と見事なまでの自己否定っぷり。

唯一味に関しての情報は先に記した「海の男の味!!」

正確には「大人の辛さ!!海の男の味!!」とあるわけですが、

なるほど「カラサ」ではなくこれを「ツラサ」と読めば、まさしくこれは大人も悶絶のツラサであり、

圧倒的破壊力を有した初体験のこの味こそが海の男味なのだと言い切られては納得せざるを得ないのです。

嘘が無い。

見事。

全ては自己責任ということか・・・。

代わって私が推奨します。

機会がありましたらぜひ一度お試しあれ。

もちろん自己責任で。




「番外編」



九州のラーメン色々も頂きました。

あぁ、ラーメンもいいよね。

できれば生タイプがいいな(ゲス


徳島「しいたけ侍カレー」

  • 2015.10.29 Thursday
  • 19:07

このブログのカテゴリーなんて気にしてる方はいないでしょうが、もう、なんか、とりあえず新設してみました。

そのうち過去記事も分類し直し、は、どうしよう?

書いて捨ててが生来ならば過去のことってだけでまるで意欲も沸かないけれど追々に。

あともう説明はしないよ?

そうだよ?ここはご当地カレーを紹介するブログだよ?

で、

いただきました。


徳島「しいたけ侍カレー」



Windowsのペイントソフトを使って10分で仕上げたようなパッケージがむしろ素朴でいかにもご当地クオリティといった良い景色。

生産量日本一を誇る徳島県の椎茸を使って作られたカレーは予想を裏切ることなく、そりゃカレーに椎茸を入れたらこうなりますよね?といった仕上がりよりもさらにもう一歩踏み込んだ出来栄え。

その他の具材には肉類など使用せず、玉ねぎと人参のみを、

しかも切り方を短冊とすることでより和風テイストを強調し、

おかげでなのか?カロリーはカレー200gをして驚異の150キロカロリー。

なにより感動的なのは小ぶりながらも三枚、丸のまま投入された椎茸の笠にはキチンと十字の飾り包丁が入れられており、

もはやこれはそこいらのヘタな煮物なんかより、よっぽど「和食」しています。

なるほどこれこそが「侍」たる所以とするならば完成度は非常に高く、

椎茸の味と風味をこれでもかと言わんばかりに引き出しまくりあげていますが、

ゆえに、椎茸嫌いの方にとっては残念ながらひたすらに拷問でしかないためご注意を。

では椎茸好きには歓喜の逸品か?と問われれば、

まぁ、その、椎茸味のカレーてそもそもどうなのよ?ってのはまた別のお話し。

あらためて、規格外のオンリーワンを楽しめる喜びこそがご当地カレーの醍醐味、ですから。

椎茸。

それは日本の誇る食材が一つ。

英語でshiitake mushroom(ホント)

仏語でle shiitake(マジ)

侍もまた「サムラァーイ」であることを考えれば「しいたけ侍」とは、それでそのまま世界に通じるグローバル・ネーム。

狙ってなのか?偶然なのか?

ともあれ世界に羽ばたく日本の侍「シイタケ」に幸あれっ!

って、

どちら様?



一切の説明も無く突如として箱の裏に現れた謎の人物。

え?アナタが「しいたけ侍」さんなの?

気になるわっ!

てことで調べてみたら社長の新野さんでした。

写真がテレビ「ほこ×たて」に出演された時の映像をキャプチャーしたもの、まんまなので、



「うわ、いい感じに映ってんじゃん?ちょっとカレーのパッケージ裏に載せようぜ?」ってなもんなんでしょうけど、

誰なのかぐらいは書いておいたほうが・・・。

マレーシア「Brahim's Kari Daging Lembu Dengan Ubi Kentang」

  • 2015.11.02 Monday
  • 03:10

ナショナル・コンセンシャスのアグリーメントは持ち前のガバナンスでインテグレーション。

ワールドワイドなレトルトカレーをグローバルにプレゼンしちゃうイノベーションなブログがヤブからスティックに、

はっじまっるよぉー。

国境を越えていただきましたの第二弾はFromマレーシア。

「Brahim's Kari Daging Lembu Dengan Ubi Kentang」



「Brahim's」がメーカー名。

後ろに続くのがマレー語で書かれた商品名なのですが、

基本的にパッケージの文言の全てには英語表記も添えられているのでなんとなくの意味は知れるところ。

訳すと「ジャガイモ入りビーフカレー」。

念のため照らし合わせて検証してみましたが間違いなさそう、てか、いや、マレー語とか初めて訳したわ。

日本・マレーシア間なら動物性のそれも持ち込みOKなのですね。

ちなみに箱に書かれていた「iPhone6が20名に当たるプレゼント・キャンペーン」はすでに期限が切れていました。

残念。

よしんば当選したとしても後々の諸々が震えるほどメンドーそうなのでいいけど。

ここしばらくの間マレーシアに滞在して研究室?のお仕事?

と、言われましてもよくわからなかったので、「あーアレねっ!プラズマ的なナニカだっ!それっ!」、

ってことで私の中では決着してしまった分野に携わるお客様が現地において当ブログをチェックしていたところ、

先んじてFromアメリカのカレーが当店に持ち込まれたことを知り、

「しまった!海外からのお土産カレー一番乗りがっ!」と悔しがりながらも買ってきていただいた、というのが今回の代物です。

なにやってんスか?

ったくぅー、

そういうノリさぁー、

大好き。

お味のほうはココナッツ・ミルクの効いた、ざっくりタイ風カレーと言いますか、スパイスがアクセントのいかにもエキゾチックといった趣。

残念ながら白米との相性はいまいちなれど美味しいアジアン・カレーです。

一緒に買ってきた「キーマ風」は「そうでもなかった」という感想を先に聞いていたのですが、いや、なんならコッチは「アタリ」だったのかな?

特筆すべきはその具材。

牛肉。

味があり、なおかつレトルト規格の外側に位置するジューシーさ柔らかさ。

その一点においては高く評価している「たむけん」のそれに勝るとも劣らないクオリティー。

侮りがたしもなにも正直意識したことなかったけどやるなマレーシア。

調べてみたところ「Brahim's」は「ブラヒムズ フード ジャパン」なる会社もあり、

大きな輸入食料品店ならば日本国内においてもその商品を購入可能なようなので興味がある方は探してみては?

ただし、同じレトルトでも温めてそのまま食べるだけの具材入りカレーの他に、

具材はこちらで用意して作る「ソースのみバージョン」も存在、というかどうもそちらが主力のようなのでご注意を。

いやしかし、

あらためまして、

自分が行ったこともない、

どころか想像もし難い遥か遠い場所、

何処かで、誰かが、これを見れる、見てる、なんてこと、

そりゃ「わーるどわいどうぇぶ」なんだから当たり前と言ってしまえばそれまでのことですし、

リアルにご報告を受けては、本当なんだなって、実感せざるを得ないはずなのですが、

それでも中々実感が沸かない、ふわっとした感覚。

なにかこう、不思議、な気分に、なります、それは。

ごちそうさまです。

ありがとうございました。

雑談詰め合わせギフトセット

  • 2015.11.26 Thursday
  • 07:04

昨日の帰り間際に突然開始されたwin10の大幅アップグレードに付き合わされ、

書きかけだった記事やらなにやらも途中で放り出してしまったので思い出しながらまとめてUPしといてやろうとかいうアレ。

どうでもいいけど、ダウンロード中・・・とか、インストールがウン%進行中とか、つい見入っちゃよね?

そうでもない?

今年は「肉まん」に代わり、セブンイレブンの「いももち」にどっぷりハマって、

帰りの道すがらに一つ買っては寒空の下、駐車場で食べるという儀式を毎日続けていたけれど、

一週間で飽きました。

飽きたと言えばコテコテjazz路線もしんどくなってきたので、

同じコテコテでも趣向を変えて、なんとなく「Carole King」とか「Carpenters」なんてかけてます。



当店もなにやら近頃お若いお客様のご来店などございますれば、

むしろあえて逆にこのあたりの選曲は新鮮なご様子で、

あれですね、親父が昔聴いてた曲を子供に教える的な。

実際に親子でもおかしくない歳の差の娘さん達ですからなぁ、ははははは。

・・・マジかよ・・・。

言いながらこんなベタなチョイスはやっぱりどうにも気恥ずかしいから言い訳チックな布石を置かずにはいられませんのでここにこうして書いておくのですよ言わせんな。

しかしあらためまして「Tapestry」はよくできた「ねこジャケ」スなぁ、

で思い出したねこ好きの奥様からいただいたお土産がこちら。

鳥取「梨のさわやかカレー」



鳥取産の梨を使ったカレーといえば思い出す、

かつてキング・オブ・フツーニマズイ・カレー・オブ・ザ・イヤーを受賞した例のアイツとは別モノですが、

どうしたものか心はちっとも踊らないけど不安な気持ちだけは山海塾の暗黒舞踏みたいになって落ち着きません。

トラウマを乗り越えていざ実食。

結論から言えばこれはカレーです。

フツーにカレー。

ただし甘い。

ひたすらに甘い。

さわやかの意味が分からない。

そして梨がどこにも居ない。

生意気にも知った風を言わせてもらえれば、梨とカレーってトコトン合わないと思うの。

ゆえにあえて梨を使おうとするならば使っている意味すら消え去さってしまうほど徹底的に梨を殺しているからこそコレはカレーとして成立しているのでしょうなぁきっと。

おそらくは梨が梨でなくなるまで煮詰めて煮込んでチャツネ的な使用をしているからと推測すればこの甘口さ加減も納得。

梨を使わざるを得ないという縛りの中で作った味としては高評価を得てもおかしくない出来だとは思います、

が、

しかーし、

唯一気になるのがコレ。

裏の成分表を見ると「アップルソース」って、

リンゴは使っちゃダメでしょー?

プライドというか心意気というか、

リンゴは使っちゃダメでしょー?

それじゃ試合に勝っても勝負に負けてるよー?

カレーは出来てもリンゴに笑われてるよー?

そこは意地を貫きましょうよ?推して参りましょうよ?

リンゴの奴らとなんか手を切りましょうッスよ?梨の根性見せてやりましょうッスよ?え?ヤルんスか?梨先輩ガチでヤルんスか?!ヤベー!カッケー!リンゴの奴ら顔真っ赤じゃないッスかー!梨先輩パないッスよー!マジツエーッスよー!!

という今後の展開を期待。

ごちそうさまでした。

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