The Pig of Ryoutou.

  • 2018.07.11 Wednesday
  • 13:15

 

今さら「やっていた」と語るのもおこがましいが、私の職歴のその最初は板前などという専門的かつ特殊な、

 

就労と呼称するよりも修行と表現したほうが相応しい環境であったならば、まさに料理に没頭する日々から始まった。

 

それから二十年余り。

 

職種は変われど広義においては飲食業界なる土俵から降りることなく、常に「調理」を生業とし、

 

さらには持ち前の貪欲で卑しいまでの好奇心をも維持したままに現在まで至ったからには、

 

おそらくいわゆる「普通」の方よりも深く前のめりに「食」と対峙してきたであろうこの私がだ、

 

知らなかったのだから皆さまがご存じなくても不思議でなければ恥でもない。

 

いや、これは私による発見なのかもしれない。

 

見つけてしまったのだ。

 

皆様にも教えて差し上げよう。

 

この道を歩んで来た私だからこそ巡り合ったそれって奇跡。

 

「電子レンジ」なる未来の調理器具のことを。

 

説明しよう、「電子レンジ」とは、

 

密閉された限定空間に投入した物体に対し見えざる不思議パワー「マイクロウェーブ」を照射し極性を持つ水分子をつなぐ振動子に直接エネルギーを与え、分子そのものを振動・回転させることにより火を使わずとも温度を上げ加熱・調理をこなしてしまうというインクレディブルマッシーンなのだ。

 

要約すると、つまり、スゴイのだ。

 

そして、このミラクル機械を所有する人間にのみ調理可能な、選ばれし者だけが口にできる限定料理が、存在するという事実。

 

その名も「冷凍パスタ」。

 

そう、パスタである。

 

手軽で簡単、大親友の彼女のツレでもおいしく作れちゃうお気楽料理の代名詞。

 

とは言え、一からをいざ実際に作ろうとするとそれなりに面倒なもの。

 

ソースによってはそこそこの時間と労力も要する。

 

しかしこれが「電子レンジ」を使う「冷凍パスタ」ならばものの5分で、洗い物すら出すことなく完成してしまうのだ。

 

オマケに、というかこれが肝心なところなのだが、しかもクオリティーが高い。

 

味もさることながら特筆すべきは口中におけるその食感だ。

 

あらゆる弁当を日々進化させ続けているコンビニ業界をしても未だ足踏みをしている、

 

パスタが麺類であるが故に茹でたてでなければ得られないあの風味を、超えられない壁を、いとも簡単に再現、いやさ凌駕しているのだ。

 

私はハマった。

 

ベタ惚れだ。

 

初めて一途になれたよ、夜空に響け愛の歌。

 

それからはもう、数あるメーカー、あらゆる種類の「冷凍パスタ」を食らい続けて早一ヶ月。

 

たどり着いた答えがこちら。

 

「日清フーズ 青の洞窟 パスタシリーズ」

 

 

ソースに関しては以前から知っていたが、まさか「冷凍」まであるなんて。

 

この手の商品としては値段がやや高めではあるが、ありがたいことに近所のスーパーでディスカウントされているのを発見して以来まとめ買いしてストックが常。

 

もはや我が家の冷凍庫にはこれしか入っていない有様。

 

の、中でもとりわけ「ジェノベーゼ」がお気に入りなのだが、

 

さて、

 

長い前振りに付き合っていただいてありがとうございます。

 

分かっています。

 

これで料理などとはいかがなものかと。

 

ここからです。

 

本当の調理、

 

私のスキルが発揮されるのは、

 

はい、

 

どーん。

 

「キューピー サラダクラブ ブラックオリーブ(スライス)」

 

 

これこれぇ。


欠かせないよね。

 

ちょい足しするの。

 

美味しいの。

 

まぁ、毎度のことながら、記事に起こした今現在はというと、

 

すでに飽きちゃってますけれども。

 

便利は便利なので「置きパスタ」としての常備は続くのでしょう。

 

で、

 

次は「冷凍」ナニにしようか?

 

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