ブラッディ・マリー?メアリー?

  • 2012.06.15 Friday
  • 00:00


「ブラッディ・マリー」って「マリー」でいいの?それとも「メアリー」?

 

という質問は実際よく受けます。

 

 

くだらない?

 

 

いえいえ。

 

 

余計なものなんて無いし、なんでもないような事が幸せだったと思うよ?

 

 

てなわけで解説しますけど、先に答えを言ってしまえばどっちでもいいんですけどね。

 

 

しかしながら私は「メアリー」で統一しています。

 

 

お客様が「マリー」と注文されれば「マリー」と復唱しますけれども、

 

 

基本、自分発信の時は「メアリー」で。

 

 

と言うのも・・・。

 

 

 

 

 

まずは「ブラッディ・マリー」。

 

 

とりあえず「マリー」と書きましたが現場じゃどうなんでしょう?

 

 

おそらく「マリー」7:「メアリー」3ぐらいで前者優勢じゃないでしょうか?

 

 

先にジンをトマトジュースで割った「ブラッディ・サム」ありきだウンヌン、

 

 

やっぱりどうしても由来に関しては諸説様々なのですが、

 

 

概ね16世紀のイングランド女王「メアリー1世」(Mary I, Mary Tudor,1516年2月18日 - 1558年11月17日)の異名を起源とする説が一般的。


         私です

 

 

この「メアリー女王」と言うのは称号のようなものだったり他所にも居られたりで、「クィーン・メアリー」と呼ばれた女性がほぼ同時代に3人、

 

 

「メアリー1世」に限っても2人、「メアリー・テューダー」も2人が存在することになるのでお間違えの無いように。

 

 

映画「エリザベス・ゴールデン・エイジ」でサマンサ・モートンが演じた「メアリーさん」なんかは別人です。


                 私は違います

 

 

件の彼女が即位後に300人にも及ぶプロテスタントを処刑したことから「血まみれのメアリー」と呼ばれていたのが元ネタで、

 

 

トマトジュースを血に見立ててそう呼ぶようになった、みたいな解説はそこら中に転がっていますので自習しておいてください。

 

 

で、面白いのは彼女のことは決して「マリー1世」とは呼ばないこと。

 

 

「Mary」という名前は聖母マリア(Maria)にあやかり、そこから派生したそうで、

 

 

世界中で使われる女性名として、非常にポピュラーな存在なのですが、

 

 

日本でカタカナ表記される場合には「何処から伝わったか」でなぜか律儀に表示が変わります。

 

 

厄介な女だぜ「Mary」。

 

 

主な区分けとしては英語圏でもヨーロッパ由来なら「メアリー」、

 

 

同じ英語圏でもアメリカ絡みだと「マリー」、

 

 

フランス語圏なら「メアリ」と、

 

 

並べてみれば「なぜか」なんて言いましたがおそらくは「感じ」が出るからと推測できますし、

 

ね?

 

 

素直にしっくりきてしまうんじゃないでしょうか?

 

 

して、この公式に当てはめれば当然のごとく、

 

 

由来が由来だけに「ブラッディ・メアリー」で良さそうなものが、

 

 

なぜに「マリー」の方が一般的かと申しますれば、

 

 

お察しの通り、その由来はそれとして、このカクテルそのものがアメリカ誕生説が有力で、

 

 

かつ、それ経由で日本に紹介されるケースが多いからです。

 

 

んが、しかし、

 

 

ここからはマニアックかつ個人的な思想が関与しますけど、

 

 

日本ではあまり知られていませんが、アメリカには「ブラッディ・マリー」のバリエーション・カクテルが、

 

 

今時「ガンダム」と言われても「どのガンダムだよ?」っていう「ガンダムシリーズ」ぐらい掃いて捨てるほどありまして、

 

 

日本じゃ「アレちょうだい、ブラッディ・・・なんだっけ?」と来ても、

 

 

「何?マリー?シーザー?」てなもんですが、

 

 

かの国ではそうはいかないわけです。

 

 

しかもその大半が、ことごとく、そりゃもうえらいレベルで、ドン引きするほどの下ネタを通り越した卑猥なネーミングなので、

 

 

いちいち酷過ぎてここじゃ紹介しません、

 

 

という以前にそもそも「Mary」自体がアメリカではそういった隠語としての意味もあったり、

 

 

大元の由来自体、そっち系の話(マリーさん今日は生理っスか?ウヒャヒャ、みたいな)こそが本物だとする説もあったりなもんだから、

 

 

本当、好きだよねー、アメリカ人てそういう「突き抜けて下世話なエロバカノリ」。

 

 

「xvideos」の検索ワードみたいな名前や話を盛り込んではしゃいで、お前はどこの「超能力学園Z」だ?っていう。

 

 

特に近年、Bar&カクテルって箱にアメリカ人を入れとくと高確率でそっちの色に染まっちゃうもんだから、

 

 

なんて言うか、アメリカーンの全てを否定するわけじゃないし、ちょっとハード路線に転べばめっちゃカッコイイ文化がいっぱいなのにさ。

 

タガが外れると見境なく下品にひた走るっつーか?

 


あれです、

 

嫌いなんです。

 

 

そういうの。

 

 

ってことで私は、日本独自の「Mary」に対する訳の特徴を下敷きに、

 

 

諸説様々な中「メアリー1世説」支持であることと、

 

 

近年目に余るアメリカン・カクテルの悪ノリに対するアンチの意を込めて、

 

 

「マリー」では無く「メアリー」推しなわけです。

 

 

そうは言っても人様に強要するほどの譲れない法則では無いし、

 

 

名前一つにそこまで執着しなくても作れちゃうし飲めちゃうしなわけで、

 

 

皆様にあってはどうぞご自由に、ということです。

 

 

けれども、

 

 

派手な自己主張だの価値観の強要は論外にしても、迷惑にならない限りにおいては、

 

 

美学とこだわりをもってそのカクテルの名を大事にするってのも、

 

 

真摯な作り手の、あるいは粋な飲み手の嗜みとしては「アリ」じゃないかなー?

 

 

と。

 

 


ちなみに、

 

 

同じくカタカナで「マリー」と書かれる名前でも「Mary」以外に「Marie」「Marrie」、

 

 

あるいは「メリー」じゃね?っていう「Mery」も稀に「マリー」だったり、

有名なあの歌「Mary Jane On My Mind」の場合は読み方が「メリー」だったり。(何って訳じゃないけど「Mary Jane」はマリファナの隠語)

 

 

とにかくややこしいよ「マリー」・・・。

 

 

ん?いや「メアリー」・・・?

 

 

正しい発音に関しては最寄りの英会話教室までお尋ねくださいませ。

 

 

てか初めからネイティブな発音が出来る方にとっては「マリー」も「メアリー」も無いわけで・・・とか言い出したら、

この記事の存在意義も無いわけで・・・。

いや、日本人なりのカクテル論ってのがありましてっ!

は、また別の機会に。

 

 

コメント
メアリー問題解決しました。ありがとうございます。
  • えるくん
  • 2018/06/09 12:03 PM
>えるくんさん

なぁに、いいってことよでございます。

てか六年も前の記事なのねにびっくし。
  • サヰキ
  • 2018/06/09 3:55 PM
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