や、しばらく。

  • 2013.07.24 Wednesday
  • 19:50

 
「元気だった?」と問われると、


「お陰さまで、とりあえずは息災です。」と答えるようにしている。


「無病息災」の「息災」。


何事もなく、いたって普通、ニュートラルですありがとう、ぐらいの意味。


知らないとは言わせない。


劇場版「風の谷のナウシカ」の冒頭シーン、


久しぶりに谷を訪れたユパ様も「皆、息災のようだな」と言っている。


時代に合ってないのは承知の上で、ともすれば面倒がられるだろうことも容易に想像がつくが、


やはりそもそも「元気?」→「息災です」のコンボこそが昔ながらの定形だったはずなのに、


とか言うといよいよしんどいだろうか?


元来「元気」とは、寝起き二秒後に布団から跳ね起き、


パンイチでベランダに飛び出して、


「やっべ!オレ出せる!今ならオレ、かめはめ波出せちゃう!」


ぐらいのコンディションを言うものだ。


形式的な挨拶の類だとしても、


それが現実に実践されている日常的なものかはさて置き、


例の、


ナニワのそれに当てはめて例えるなら、


「もうかりまっか?」がすなわち「お元気ですか?」であり、


これにに対し、


「ボチボチでんな」がまさしく「息災です」に値するもので、


「元気です」などという答えは、


「うひゃあ!儲かってしゃーないでぇー!」となる。


謙虚さと情緒に欠ける。


あと、まぁ、何と言うか、


「元気」って言葉がどうにも底抜けに明るいだけでいささか品性と知性に欠けるイメージ、


ってのはあくまでも個人的な感想なのでともかくとして、


そんなワケで私は「息災」と答えるようにしている。


そんなワケで「息災」です。

夏が来た。

  • 2013.07.26 Friday
  • 19:07

 


サトシ、それ違う、フシギソウや。


だいたいサトシのフシギダネは無印編第51話で強力なとっしんを使うサイホーンを倒した後、


進化しそうになったけどこれを拒んで「進化のお祭り」を台無しにしたエピソードがウンヌン・・・


なんて話しはどーでもよくて、


こっち。


今夏第一便の「イエルバ・ブエナ」が到着。


深夜ラジオを聴いていると、それを口にしていないのはもはや伊集院光ぐらいのもんなんじゃないか?


という勢いで、今だ皆様「モヒート、モヒート」言うてはるのは単にブームだから?


それともステマ?とかなんとかトボケてみたりしてつまりそういうドリンクになっちゃったってことなんでしょ?ってことはナイショにしても、


なんかこわい。


今さらながら「イエルバ・ブエナってなに?」って方は当ブログ内のどっかに転がっている記事を探して読んでおいてください。


検索機能もあることですし、て、まぁ、ググッてもらっても出てくるけど。


で、


無くなりしだい無くなるので無くなる前にどうぞ。

ここ最近の私的娯楽状況

  • 2013.07.28 Sunday
  • 21:47

 
映画「探偵はBARにいる」は東直己氏の、主人公「俺」が活躍する小説「ススキノ探偵シリーズ」を原作としていて、


これは長編10作、短編集1作の計11作からなる人気作品で、


もちろん毎回作中には酒とBarが登場するのだけれども、


タイトルに「バー」と書かれた作品は、


一作目「探偵はバーにいる」と二作目の「バーにかかってきた電話」の二冊のみで、


もともとこの二作品が私の手元にあったのは、それはやっぱりそんなタイトルだったから手にとってみた、


というのが主な理由。


と、何の前触れもなく突如として発症した軽度の活字中毒により個人的読書強化キャンペーンへ突入。


同シリーズを全作買い込んで全作読み倒して全作並べてみたら、


私の中に2ミリほどあるビブロフィリア要素も満たされて、なんとなく気持ちが良いな、と。



その後、DVDで「変態仮面」を借りてきて鑑賞。


現在はレンタルコミックにて「うしおととら」を絶賛読破、しながら次のターゲットを模索中。


脈絡とか節操、なんてものは無いし、


知的欲求だの好奇心なんて高尚なものとも、もちろん違う。


性分、なのだろうな、きっと、そういう。

ニッカ秘伝XO

  • 2013.07.29 Monday
  • 21:03


ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝の実家は広島県竹原市の竹鶴酒造だ、


というのがどうにも一般的な常識となっているご様子なれど、


正確にはたまたま生家になった親戚の家であって実家ではない、のだけれども、まぁいいか。


して、竹鶴酒造が造る日本酒に「秘傳(ひでん)」(傳は伝と同義)なる銘柄があり、


サーガ的ニュアンスなのかリスペクト風味なのかコラボレーションチックなアレなのか、


は、この辺り、あえてなのかなんなのか、特に明言はせずぼかしたまま、


なんとなくニッカの限定ブランドにも「秘伝」と銘打ったシリーズがあったりして。


ウイスキー、またはブランデーを時折、思い出した頃にリリースしているわけです。


で、今回はコチラ、


「ニッカ 秘伝 XO」



正確には「ニッカブランデーXOデラックス竹鶴秘伝 広島・山口限定特別ブレンド」って長っげーよ。


セールスポイントとしては竹鶴政孝の生まれ育った瀬戸内(広げたねオイ)のみの地域限定販売で、


ニッカに伝わる、それこそ秘伝の配合で造られた特別ブレンドの逸品でござい、


とは言うものの、


ネットを使えば地球の裏側からありえないほどいやらしいパンツだって取り寄せられるこのご時世に、地域限定なんて言葉は「一生のお願い」ぐらい意味がないし、


そもそも秘かに伝えるほどのニッカのブランデーのノウハウって何さ?


と思って中身を調べてみたら国産と輸入の原酒を混ぜておいてXOとか言っちゃう、


本場フランスのAOC制度とブランデー協会にまとめてケンカを売るような仕様だったりして、


なるほどレシピが公にアナウンスされてないわけだ、秘かにしとかないとね、そりゃ、


でなくて、


なぜ購入したかって、


それは流石に地元なもんで、


近所の酒屋の棚にコイツが鎮座してらっしゃったわけだけれども、


誰も買う気配の無いまま寂しげに佇む姿を毎日見てるうち飲んでみたくなってしまったから。


仕入れたからには売りますし。


夏期休暇で来広・来店されたお客様に、


「この辺り限定のプレミアムブランデーなんですよ」とか私が言ってる姿に遭遇したとて笑わないように。


嘘は無い、なれば善し。


それだけでも上出来さ。


仕事ってのはそういうものだ。

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