マレーシア「Brahim's Kari Daging Lembu Dengan Ubi Kentang」

  • 2015.11.02 Monday
  • 03:10

ナショナル・コンセンシャスのアグリーメントは持ち前のガバナンスでインテグレーション。

ワールドワイドなレトルトカレーをグローバルにプレゼンしちゃうイノベーションなブログがヤブからスティックに、

はっじまっるよぉー。

国境を越えていただきましたの第二弾はFromマレーシア。

「Brahim's Kari Daging Lembu Dengan Ubi Kentang」



「Brahim's」がメーカー名。

後ろに続くのがマレー語で書かれた商品名なのですが、

基本的にパッケージの文言の全てには英語表記も添えられているのでなんとなくの意味は知れるところ。

訳すと「ジャガイモ入りビーフカレー」。

念のため照らし合わせて検証してみましたが間違いなさそう、てか、いや、マレー語とか初めて訳したわ。

日本・マレーシア間なら動物性のそれも持ち込みOKなのですね。

ちなみに箱に書かれていた「iPhone6が20名に当たるプレゼント・キャンペーン」はすでに期限が切れていました。

残念。

よしんば当選したとしても後々の諸々が震えるほどメンドーそうなのでいいけど。

ここしばらくの間マレーシアに滞在して研究室?のお仕事?

と、言われましてもよくわからなかったので、「あーアレねっ!プラズマ的なナニカだっ!それっ!」、

ってことで私の中では決着してしまった分野に携わるお客様が現地において当ブログをチェックしていたところ、

先んじてFromアメリカのカレーが当店に持ち込まれたことを知り、

「しまった!海外からのお土産カレー一番乗りがっ!」と悔しがりながらも買ってきていただいた、というのが今回の代物です。

なにやってんスか?

ったくぅー、

そういうノリさぁー、

大好き。

お味のほうはココナッツ・ミルクの効いた、ざっくりタイ風カレーと言いますか、スパイスがアクセントのいかにもエキゾチックといった趣。

残念ながら白米との相性はいまいちなれど美味しいアジアン・カレーです。

一緒に買ってきた「キーマ風」は「そうでもなかった」という感想を先に聞いていたのですが、いや、なんならコッチは「アタリ」だったのかな?

特筆すべきはその具材。

牛肉。

味があり、なおかつレトルト規格の外側に位置するジューシーさ柔らかさ。

その一点においては高く評価している「たむけん」のそれに勝るとも劣らないクオリティー。

侮りがたしもなにも正直意識したことなかったけどやるなマレーシア。

調べてみたところ「Brahim's」は「ブラヒムズ フード ジャパン」なる会社もあり、

大きな輸入食料品店ならば日本国内においてもその商品を購入可能なようなので興味がある方は探してみては?

ただし、同じレトルトでも温めてそのまま食べるだけの具材入りカレーの他に、

具材はこちらで用意して作る「ソースのみバージョン」も存在、というかどうもそちらが主力のようなのでご注意を。

いやしかし、

あらためまして、

自分が行ったこともない、

どころか想像もし難い遥か遠い場所、

何処かで、誰かが、これを見れる、見てる、なんてこと、

そりゃ「わーるどわいどうぇぶ」なんだから当たり前と言ってしまえばそれまでのことですし、

リアルにご報告を受けては、本当なんだなって、実感せざるを得ないはずなのですが、

それでも中々実感が沸かない、ふわっとした感覚。

なにかこう、不思議、な気分に、なります、それは。

ごちそうさまです。

ありがとうございました。

「ガリアーノ」&「ルクサルド・マラスキーノ」

  • 2015.11.05 Thursday
  • 02:19

先日購入して棚に入らなかった「フランソワ・ヴォワイエ」の置き場に困った挙句、

カウンター端の壁際に配置してみたけれど、なんだか少し寂しかったので、

同じくして規格外の長身ゆえに戸棚の中に収納していたボトルも引っ張り出して来て並べてみた結果がコレ。



きっかけでも無ければ触れないであろうレギュラーボトルならばこれを機会とせずになんとする?

ものはついでにご紹介。

毎度のごとく由縁だ歴史だ基礎知識についてはwikiあたりでも存外真っ当なことが書かれていましたので、サラッと軽めに済ませたい方はどうぞそちらを参考に。


「ガリアーノ」

写真一番奥、一際の存在感を放つバックバー・モラル・デストロイヤーの名は「ガリアーノ」。

「俺のガリアーノが!」「うるせーウンダーベルグ!」は定番のバーテンダーギャグ。

なんでもないですゴメンナサイ。

およそ五年ほど前に大手メーカー「ボルス」に買収され、現在は「アサヒビール」が日本の輸入代理店となっていますが、

問題は、実質的にまるで中身の違うお酒となってしまったこと。

それまでは薬草系リキュールとは言え、つまりはバニラ味です、との説明だけで事足りていたものが、

今現在流通しているものはその名も「ガリアーノ・オーセンティコ」と改められ、度数も40%をオーバー。

アニス風味主体の、ともすれば「クサイ系」に様変わり。

かつては唸るほどバリエーション豊富でしたが、



ブランドのオフィシャル・ホームページを見てみると現在は三種類ほどが紹介されているのみ。

それでもけれどもその中には従来のテイストを継承した「Galliano Vanilla」 がご健在にも関わらず、

今の今、日本国内で入手可能なのは「オーセンティコ」だけというこの状況。

ホワーイジャパニーズピーポー?

なぜバニラを入れませんか?

なぜバニラを入れませんか?

「ガリアーノ」はバニラ風味だからこその「ガリアーノ」であったはず。

お願いします。

冒頭の写真だけで気付いた方は鋭い。

遠目にも分かりやすい見分け方はキャップ部分の色。

現行たる「オーセンティコ」は白。

バニラしていた「旧ボトル」は紫。(海外では今現在も流通しているバニラもそう)

当店に今ある「ガリアーノ」はラベルに「Smooth Vanilla」と書かれたかつてのボトル。

そう消費が盛んなボトルでもなかったため、よほど積極的に使用する店でもないかぎりは、一本買えば数年は持つ代物。

ゆえにリニューアル後もしばらくはそこいらの酒屋やBarで、この旧ボトルを目にする機会は多かったのですが、

さすがにそろそろ限界のご様子。

当店でなくとも見かけることがあればそれはラッキー。

その内「バニラ」が来日してくるとは思いますが、

興味がある方は、今がぼちぼちラストチャンスです。

カクテルだと「ハーベイ・ウォール・バンガー」「ゴールデン・キャデラック」「ホワイト・サテン」あたりがオススメ。


続いて真ん中が「ルクサルド・マラスキーノ」



「マラスカ種チェリー」を原料に作られるリキュール。

Barで「マラスキーノ」と言えばカクテルの添え物として使われる加工サクランボのことを、あるいは「マラスキーノ・チェリー」などと呼びますが、

これは元々この酒に浸したサクランボを指してそう呼んでいた名残り。

現在のそれは「ロイヤルアン」や「レイニアー」といった品種のサクランボをシロップとか、最近ではその他のリキュールに漬け込んで作っていることがほとんどです。

今や「味付けチェリー」ならなんでもとりあえず「マラスキーノ・チェリー」と呼ぶようになっているだけなので、

その味をしてマラスキーノとか、使われているサクランボがマラスカ種なのだと誤解がありませんように。

まぁ今時は流行りでもあるので「自家製」とか「オリジナル」とかで「マラスキーノ」ないし「マラスカ種」を使用した凝った品に出会える機会も多いのかも?です。

それがはたして「本物」と呼ぶに相応しい出来なのか、は別として。

見た目において、ノッポさんの要因にもなっている、ボトルを一本縄でグルグル巻きにした独特の装飾「ストロー・ラッピング」は、

今でこそ他のメーカーにもありますが、このブランド「ルクサルド」が元祖だそうです。

元来は海外輸出に伴った長い船旅にも耐えうるクッション性能を求めて施されたのだとか。

船旅と言えばペリーが黒船で浦賀に乗り付けた際に宴と称して振舞った酒の中に「マラスキーノ」が含まれていたという文献が残されていて、

何気にこれが日本人が初めて飲んだリキュールの記録としては最も正確で信憑性も高く、そして古いものだったりします。

年代的に矛盾が無くとも、この「ルクサルド」のボトルこそが、とまでは言いませんけども。

チェリー系リキュールと聞くと甘くておいちいイメージを持たれるでしょうが、

種ごと粉砕して発酵、蒸留する製法に由来したそのテイストは、甘いは甘いにしても独特の風味が特徴的でして、

ま、誤解を恐れず素直に表現すれば、クサイ。

お侍さんにはウケたらしいですけどね。

どうやって飲んだんだろう?やっぱりストレート?

クセのある個性が災いしてBarで活躍する機会が多いとは言い難く、

頻度で言えばどうだろう?

ヘミングウェイ式ダイキリ(フローズンにつきウチじゃ作りませんけど)を作る際に持ち出されるのが一番の出番にしたって、

使用量は微々たるものなので減らないリキュール選手権を開催すればきっと上位に食い込む活躍を見せてくれるであろう、そういう存在。

だが、

しかし、

その個性的な風味も使い方次第。

例えば「サイドカー」のアレンジといった仕様の「クラシック」。

例えば「XYZ」のバリエーションといった具合の「ワイキキ・ワンダラー」。

「マラスキーノ」を使ったスタンダード・カクテルの中には秀逸なレシピもありまして、

個人的に好き、ってのもありますが一度はお試しいただきたいところ。

隠し味的に使用して上手をすれば良い仕事をしてくれる名脇役といった感じなのです。

しかしなんだよ?「ワイキキwww・ワンダラーwww」って?

せっかくのグラスも出しにくいですわ・・・

みたいなことは昔書いた記憶があるので省略。

過去記事ひらくと もう 2年たつなぁって

やっぱ実感するね なんだか照れたりするね

jazzy

  • 2015.11.10 Tuesday
  • 04:04

枯葉を見たから枯葉が聴きたくなったという安直すぎる動機はさて置き、

枯葉と言えば一番好きなのは「The L・A・4」の「亡き女王のためのパヴァーヌ」に収録されたそれなのにCDが見当たらない。



あれ?持ってたはずですよ?今これプレミアモノなんでしょ?どうすんの?どうしよう?

そんなこんながありまして、

滅多に覗かないジャズの箱を開いて閉じただけ、ってのもシャクだったのでと引っ張り出してきた、

「Miles Davis」に「Bill Evans」、

「John Coltrane」「Oscar Peterson」「Sonny Rollins」「Chick Corea」「Jimmy Smith」に支配され、

当店、先週より突如としてジャズバーの様相。

しかも「ど」が付くスタンダード構成。

そりゃもうベッタベタ。

今週も引き続き、

「Ray Crawford」「Ron Carter」「Lee Morgan」を中心に、その手を緩めるつもりがない様子。



二周まわっていいんじゃない?

イキフン出してもall right.

秋の夜長はクールじゃnight.

ちとコテコテにお付き合いください。

しかしまぁ、自分でも忘れていたようなCDが色々出てきたのは楽しいのだけれども、

これ、オレ、買ったんだっけか?



当時の記憶は無いけれど、きっと私のどこかしらが何かしら大丈夫ではなかったのでしょう。

いや、でもジャケットはやっぱりカッコいいのです。

こじらせた程度のサブカル系なら泣いて謝りだしそうな禍々しいオーラがたまらなく素敵なので飾っておこう。

そうしよう。

飾るだけね。

2015 私的満足度No1!買ってよかった「これイイ!」大賞

  • 2015.11.12 Thursday
  • 20:15

IT部門「100均の巻取り式イヤホン」





店に常備のPC用ですから、そもそも仕事中ですし、そうガッツリ活用することがないからこそ、それでもちょっと音が、って時のために購入。

接続しっぱなしでも収納状態にしておけば邪魔にならず重宝しています。

聴こえれば良しって需要からすれば性能も十二分。

トランスフォームは手間いらず。

いわゆる掃除機のコード式収納で、カタカタっと引っ張って使い、シュルシュルっと納める、その使用感も気持ちよいところが地味にポイント高し。

あれ、なんでしょうね?人を魅了する何かがありますでしょう?シュルシュルって。

久しぶり100円ショップで「これが100円ならオレはいくらだよ?」と戦慄した逸品でした。

注)パットは別売り。


ヘルス部門「小林製薬 アンメルツ 温キューパッチ」



一流の肩コリストに言わせれば、血行不良が原因の肩こりに悩む者達が最終的にたどり着くであろう真理に位置する存在だそうで、

その界隈では有名なマストアイテムなのだとか。

もっと早く教えてよ。

温湿布と同様、患部を温めるにしても、磁石のついてないエレキバンのような形状のパッチを貼るだけなのでズレや煩わしさもなくピンポイントで使用できる使い勝手の良さは、おまけに無臭性なので仕事中でも気兼ねなく使えます。

しかもお値段は手頃な500円程度にして48枚も入っていればこの手のアイテムとしては大変リーズナブルなのもありがたいお話し。

これだけ良いところを並べておいて、それでも特筆すべきはなんと言ってもその威力。

一言でいえば「効き過ぎぃー」。

鎮痛消炎剤としてサリチル酸グリコール、抗炎症剤としてグリチルレチン酸が使用されていますが、

肝心の血行促進作用には何が使われているのかと言うとノニル酸ワニリルアミド。

細かいところすっ飛ばして説明すると、つまりは唐辛子を直接すり込んでいるようなものなので、そりゃあ「こうかはばつぐんだ!」

他の温湿布とて仕組みは同じはずなのに、パッチの接触面に秘密があるのか?はたまた配合量?

とにかく効き目があり過ぎて、皮膚の弱い人、刺激に敏感な人にとっては、

温かいを通りすぎ熱いもさらに飛び越えた先の痛いですら生ぬるいもはやただの地獄です、たぶん。

気を付けて。

そうでなくとも使用直後にお風呂に入るとちょっとした拷問が体験できます。

私も一度悶絶しました。

だがしかし、ゆえに得られる効能がありがたい諸刃の剣。

ご使用の際は医師・薬剤師に相談のうえ用法・容量を(ry

筋金入りの末端冷え性な私としてはこの冬、足裏に貼ってみてやろうかと画策中。

お求めは最寄りの薬局・薬店で。


スポーツ&ファッション部門「EDWIN 裾バンド」



洗練されたアーバンライフをスマートにこなすスタイリッシュなバーテンダーならいつだってオシャレには気を付けておきたいところ。

そう、例えばそれがバイシクルにライドオンしてアクティブに出勤している最中のパンツのスソであってもね。

ロードタイプを愛用していればもちろんバンドは必需品。

だからってマジックテープ?

ノン・ノン。

ボクはコレ。

EDWIN PANTS STRAP





伸縮性のあるゴム製だからどんなスソにもぴったりフィット。

装着部分は金属のメタルで街の角から素敵なバイシクル。

若い二人じゃなくたって夢中になれるファッショナブルなデザインだから、ほら、

いつもの川沿いがまるでニューヨークのリバーサイドみたいだね。

アハハ

どうやら今現在「サイクルベースあさひ」の限定取扱い商品のようで、ひょっとしてコラボ・アイテム?

ネットでも購入可能ですが実店舗にはより多くのバリエーションが陳列してありました。

興味のある方は足を運んでみては?


それにしても振り返れば1000円以下のアイテムばかりでしたが、

大切なのは幸せになれるかどうかだと思うの。

エミル・ペルノ「アブサン・ブルジョア」

  • 2015.11.16 Monday
  • 22:22

三択。

1)飲んでもお腹を壊さなくなったのです。

2)いかに自分が苦手とは言え、もういい加減このジャンルのボトルを一本も置いてないってのはBarとしていかがなものか?と思ったのです。

3)だってラベルがねこなんです。

正解はさておき当店がやっとアブサンを入荷。

エミル・ペルノ「アブサン・ブルジョア」



あのペルノ?

いいえ、あっちはPERNOD。

こっちはPERNOT。

実のところ遡れば本家と分家、と表現しちゃマズイかな?共通するルーツがあるのだけれど。

当時、あの頃に「あの頃のアブサン」を実際造っていたメーカーで、

アブサン総選挙を開催すれば選抜入りは間違いないどころかセンターさえも狙えるお立場。

とにかく名実ともにマニアにはありがたがられる老舗中の老舗だったのですが一時は衰退、

というか蒸留所の買収と事業拡張に成功した2006年以降の躍進が目覚まし過ぎてそう思えちゃうし、

いかんせんアブサンそのものが造れなかったんだからしょうがない。

一般目線じゃ「今のアブサン」の復活にともなって再起した、って感じのブランド。

今現在、国際的評価と注目も高まりつつある中、

お好きな方はとことん詳しく、そうでもない方にとってはなんのことやら?ってジャンルにしても、

ここ最近ようやく日本でも知られてきた、のかな?

ともかく見かけるようにはなってきました。

この「ブルジョア」は「あの頃」流通していたモノを手本とし再現した、言わば復刻版的なボトル。

かの時代に販促用として使われていたポスターがまんまラベルになってます。

絵の中のボトルがその当時の「ブルジョア」のボトルってことですね。

ちなみに元ネタがこちら。



皆様方が呪われたように口をそろえて「非常に有名なポスター」とおっしゃっている通り非常に有名は確かにそうなのだけど、皆が皆知ってたの?ホントに?

毎度のことだけど「本物」だの「有名」だのといった文字が含まれている紹介までコピペで済ますのはさすがにいかがなものかと思うよ?

同メーカーはアブサンだけでも数種類の銘柄を製造していて(アブサン以外のお酒も造ってますが)この「ブルジョア」は文字通り中間クラスかもう少し上位に位置する商品。

その他のバリエーションが比較的際立った個性を主張する中、

当ボトルは度数55度とアブサンにしてはやや軽め。

テイストも上品と言いましょうか?全体的にやや穏やかでライトな仕上がり。

海外のテイスティング・コメントを覗いていて感心したのは「Lovely summer absinthe」って表現でしたが、

いやしかし、アブサンって時点でもちろんそれなりなんですけれどもね。

当店アブサン用のグラスもスプーンも水差しもございませんが砂糖やらなにやら、

可能な限りはなるだけ対応させていただきますのでワガママのほど遠慮なくどうぞ。

私、は、なんとなく棚に置けた時点でけっこう満足していたりして。

景色もよろしく趣があって素敵ボトルでやんすなぁふへへ。

ところでねこにお酒を飲ませちゃダメ、ゼッタイ。

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