冬る。

  • 2015.12.01 Tuesday
  • 01:48

冬ってますか?

当店は昨日より加湿器が出動。

そして恒例のアレ。

その温もりが仇となって店で独りで試飲していると無性に寂しい気持ちになれるカクテル第一位、

H・B・R(C)の種を仕込みました。



基本、スタンダードを信条にヘタな小細工はアンチの私も、

例年のことながら、ことH・B・R(C)だけは美味けりゃ正義の名の下に相変わらずの邪道っぷり。

実は毎回マイナーチェンジを繰り返し、

今年もよろしく俺にチューンナップされた隠し味を隠すつもりもないならば「生クリーム」です「黒蜜」です。

甘いです。

もはやお菓子です。

温まることは請け合い。

その他のホット・カクテルは一年中スタンバってますし、温かい系の稼働率が妙によろしい当店ならばいつでもバッチコイ。

「何があったっけ?」の方は気軽に聞いてみてどうぞ。

後は「広瀬香美」のアルバムでも飾れば当店の冬支度も完了です。

真冬でも缶コーヒーは「つめたい」しか飲まない私は、

おしるこの自販機の「あったかい」押すたび心に灯をともしながらお待ちしております。

ちょい改造!!俺的ビフォーアフター

  • 2015.12.02 Wednesday
  • 02:44

これまで内側には防音処理が施されていたため使用できない棚として開かずの扉になっていた空間が、



なんということでしょう。

匠の粋な計らいによってロッカー風のオシャレなクロークルームへと生まれ変わったではありませんか。



お一人様ぶん毎に仕切られた贅沢な造り。

充分な収納スペースには洋服はもちろん大きな鞄も置けるので、特にこれからの季節に重宝しそうです。

ダウンライトの彩光は雰囲気も満点。

まるでアパレルショップのディスプレイのようにお客様のお召し物をよりドレッシーに演出します。



試しに私服をかけてみた匠も、

「ええ、服がこう、ワンランク上にも見えると言うか、ここに飾られた服を着ればボクの見映えまで増しちゃうかも?なんて思えてきちゃいますね。ハハハ」

とご満悦。



  • 2015.12.14 Monday
  • 02:25

なにかがおかしい。

やる気スイッチはメリ込むほど押し込んでいるのに私に私がついて来ない。

病気でもなければ怪我でもないが元気と言えば嘘になる。

だがしかし辛いと言うほどでもない、

慢性的な疲労感と倦怠感を常時引きずりながら、

眼を開けているのにどこか覚醒しきれないで頭の片隅に靄がかかったような、

肉体と精神が微妙にズレているような、

そんな状態が続いて早数か月。

幸いなことに集めてまとめれば総合病院の運営には事欠かない程度には各分野の医療従事者が揃う当店のカウンターならば、わざわざ病院に足を運ばずとも問診を受けてみたところ、

診断書にあえて書くなら自律神経失調症としか言いようもない、

つまりこれはアレらしい、

「老い」だ。

「ちょっと早いけど・・・ハイ!更年期障害だお♪」と幼馴染のかわいいあの娘に早めの誕生日プレゼントをもらった風に脳内変換してみたけれどそれはやっぱり嬉しいわけもない。

来た。

どうやら来ちゃったらしい。

誰もが自分は例外で特別で無縁と信じてやまないが、

同時に誰もが抗いきれず逃れられない、

これが老化というやつか。

それはもちろんこれまでにも年齢を重ねてきたと自覚する瞬間はあったが、

明らかに以前までのそれとは次元と質とふり幅が違う。

が、

「年間通して休みも無いこの労働時間に加えて腹筋割る程度の運動を持続できてりゃそれはまだまだ充分に元気な部類」と言われてみると、それは確かにそうかもしれない。

現状維持にはすでに尽力できているとするならば、別角度からのさらなるアプローチ、

今後は「アンチエイジング」がテーマになってくるのだろう。

子供じみた言いぐさは相も変わらず、決して長生きを望むわけではないけれど、

今、ここで屈するのはいささかシャクなのです。

最近、諸先輩方との話といえば、もっぱら健康がテーマに絞られ気味とかいう色気の無さはバーテンダーとしていかがなものかとは思うが。

実はすでに「セサミン」に手を出していたもののいまいち効果が感じられなかった私だが、先輩からのアドバイス、

「サプリ系に頼るな、食するモノの中にこそ正義あり」との言葉を受けて、

先日から黒酢を飲み始めた。

私は、それがたとえ眉唾の疑わしい事例であったにせよ自らの臨床データのみを信ずるのであれば、とりあえず迂闊に手を伸ばしてみるを躊躇しないタイプなのだ。

でもちょっとなんだか調子がいい。

私は存外、単純な生き物なのだ。

あとは少し、休息についても真面目に考えなければならないだろうか?

量ではなく、質という意味で。

ところで、

休みと言えば年末年始。

休業するにしても大晦日と元日だろうが明言はもう少し先延ばしにしておきたい。

その選択がこの手の中にあるという自由こそが最も楽しい時間だから。

ちえぶろぐ

  • 2015.12.17 Thursday
  • 02:02

「困っています」

先日、バウムクーヘンについて調べていたらドイツには「バウムクーヘン職人は長生きしない」という言葉があると、

ネット上の、それはもうあちこちに書かれていることを知りました。

しかし、この言葉を英語やドイツ語に翻訳してから検索してみても全然ヒットしません。

すると一つの疑問が浮かんできました。

この言葉は本当にドイツに存在するのでしょうか?

あったとして「ドイツでは」と言えるほど一般的な言葉なのでしょうか?

残念ながら私の知り合いにドイツ人はいないので確認することはできません。

私の翻訳が間違っている可能性もありますが、それなら正しい文章とはどのようになるのでしょうか?

このままでは気になってバウムクーヘンも喉を通りません。

ご存知の方がいたらどうか教えてください。

なにをどうして私はバウムクーヘンについて調べ続けているのでしょうか?

エミル・ペルノ「アブサン クザン・ジューン」

  • 2015.12.20 Sunday
  • 03:56

どうした当店?アブサンが止まらない。

ってよりはブランドが気に入っちゃったからって理由を重きにまたまたエミル・ペルノから、今度はこちら。

「アブサン クザン・ジューン」


かの時代のレシピを再現したボトルのラベルは当時のポスターを利用してテイスト的にもライト系ならば前のねこたんとカブりまくりに思えても、

その最大の特徴たるや一目瞭然、他に無いわけじゃないけれど珍しい透明のアブサンにございます。

もちろん加水すれば白濁しますが、魔性の緑を捨ててどうすんの?なんて心配はご無用。

これがなんとも見た目からして美味しそうな良い景色とあっては禁断の純白も乙なもの。

説明は以上。

たまには淡泊に。

写真の通り、すでに開封済にして販売中でご紹介さえ遅れていたのはなにしろ忙しいからならば今はこれが精いっぱーいだよクラリス。

そう、忙しい。

なにが忙しい?

ドラマを観るのに忙しい。

時々発作的に発動する過去作品重複視聴渇望症候群が暴走中。

今週前半ですでに「マンハッタン ラブストーリー」を全話鑑賞して引き続き「刑事コロンボ」を絶賛マラソン中。

わかる人にはニヤリの流れ。

いやぁ、何度も観たおした作品ですけれどもね、あらためて面白い。

コロンボなんてね、全69話だし、まぁ終わんない。

仕事しろ?

ごもっとも。

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