お正月を写そう。

  • 2016.01.01 Friday
  • 03:21

漆黒の闇の中、当店の看板だけがバカみたいに煌々と灯されているのはいつものことですが、

姿は見えないもののどこかからか何者かの奇声が聞こえてきます。

荒れる渋谷のカウトダウンパーリー気取りなのでしょう。

田んぼのあぜ道と大差ない、今日のこの広島の通りで。

その行動ではなく、まず思考がちょっとコワイ方々が今年は多めに出没気味のご様子。

あと、やたらと外人さんがフラフラしているのはなぜだろう?

お外に出る際にはご注意を。

それとして、写真で振り返る年越しの風景。


毎度いつもの仕込み。



なぜ本日出勤したのか、その理由の九割がコレなのは毎年のこと。

四年前の私のバカ。


年末年始は駐輪場がお休み。

ビル内の店子さんもみんなお休みなのでこれも恒例、

愛車・かっ飛びビュンビュン丸は店の入り口横に。



ちょっと掃除してあげました。

ピカピカやねん。


差し入れ。



どこぞの幼稚園のバザーで売ってそうな手作り感とこの時期にしてこの正月風情の無さ。

だいたい茶色で構成された、彩りの概念をあきらめ過ぎな謎の弁当の正体は、

本日ご来店されたお客様が大晦日にもかかわらず仕事だった労いにと勤め先の社長から支給されたけどいらないからと持ち込まれた代物。

ええ、まぁ、食べれるものならなんだってありがたくいただきますけれども。

見知らぬ社長の好意を全力で関わりのない私が貪っている間に気が付けば年を越していた今年の正月。

そんなわけで明けましておめでとうございます。


年越し蕎麦もいただきました。



よく見たら賞味期限が一日と無かったので弁当の後に続けざま食べてしまいました。

本日、仕事前にも年越し蕎麦を食べていた私の中には今、

去年の蕎麦と今年の蕎麦が。

これをどう見るか?

早過ぎるにもほどがある2016-17の年越し蕎麦を最速でフライングゲット?

そんなことどうでもいいぐらいお腹いっぱい。

ねむい。

宮崎「バナナマンゴーCURRY」

  • 2016.01.02 Saturday
  • 20:35

皆様がそれぞれの正月ライフをエンジョイされているのであろう今時分に、

私ときたら年末からのマイブーム、

女の子がUPした、まったり系のゲーム実況動画をひたすら眺めては彼女の部屋でデートをしている気分を妄想して喜ぶという業の深い遊戯に没頭しております。

新春早々どっぷり暗黒面ですね。

・・タス・・・ケ・・・テ・・・

あけおめのことよろ、サヰキです。

おせちもいいけどカレーもね!

食べてないけどね!おせち!

てなわけでコチラ。

宮崎「バナナマンゴーCURRY」


出た、フルーツ系。

Call Me「バナマン」な雰囲気はガン無視しといて、

ご当地カレーの鬼門といえば「魚介系」と並んでこの「フルーツ系」。

元来カレーにフルーツなんて相性は良いはずが、ご当地の宿命ではみ出し気味の使用を余儀なくされては自滅のパターンがほぼほぼ。

良くてフラット、得てしてハズレ、だがしかしゆえにオモシロイ。

味の観点からするとハイリスク・ノーリターンだがネタとしては最高のチョイス。

流石はそのあたり分かってらっしゃるであろう御人の持ち込みとあらばもちろん後者の思惑なのでしょう。

いや、貴女の場合は単に愉快なドSプレイって気がしないでもないが・・・。

実食。

なにしろバナナがスゴイ。

授業参観で張り切るちょっと頭の弱い子並にグイグイ前へ出てきます。

しかもこれがフレッシュのバナナではなく、箱書きにもあるようにバナナジャムなもんだから自己主張の強いエッジの効いたバナナスメルがバナナアタックしてきてあたしゃすっかりバナナ色。

それをマンゴーピューレがナイスアシストしては、もはや臭いと言って過言ではないムセ返らんばかりの南国フルーツフレーバー。

トロピカルの大洪水。

なのだが、

いや、

しかし、

これは、

美味い。

強すぎるとも思えたフルーツのテイストをビーフベースの厚みのあるルーがしっかりと包み込み、

確立された各々の個性を尊重しながらも他者の邪魔をすることなく調和して醸し出す一体感は、

オリジナリティーとクオリティーの両立を高い次元で実現するに成功している。

ほどよくスパイシーで理想的な中辛具合がまた白米との相性も抜群で、

なんだこれ?

とても美味しい。

惜しむらくはその具材。

もう一つ欲張って押し込んでみたのでしょうが、ミンチ状の宮崎県産鶏が唯一の具では、

いかんせん牛とフルーツの中で霞み過ぎ。

淡泊な鶏の存在がかき消されるばかりか食感を悪くする邪魔者になってしまっています。

コスト的な問題もあるのでしょうが、ここは一つ宮崎牛にすれば相当いいとこ(どこ?)が狙えるカレーになれるかと。

生意気を言いましたがいずれにせよこのままでも充分に完成度は高し。

ご当地カレーの奥深さ、あらためて知らしめてくれた逸品に思わず柏手一つ。

この頃のeveryday

  • 2016.01.11 Monday
  • 00:48

ところがどっこい、

ホームページ関連の更新毎に叩き起こしては今だ使っていた旧PC・メルキオールさん(XP・キーボード入力瀕死・フリーズ上等)。

いよいよ休ませてあげねばと最新ホームページビルダーの購入を検討するも、

待てよ?

もう一度だけ、と手持ちロムソフトの読み込みをなにゆえ再び試みたのかは謎ながらこれが正解。

現行機・ガブリエルたんにすんなりインストールできたので結果オーライ。

前回は頑なに拒絶されていたものがこの度は拍子抜けするぐらいすんなりの原因については考えたってわかりそうもないので、

あの時はwin10にアップデートしたばかりだったから不安定だったのさ、

ご機嫌ナナメだったのだろうと納得したフリをして、

ともあれこれで本当のサヨナラです。

ありがとうメルキオール。

お疲れさま。

結局ソフトはそのまま9年前の代物だけどウェブデザインなんざセンスと努力と根性や!

かくしてこれにてホームページをがっすんがっすんイジれる環境が整ったとあらば!

途端にヤル気が無くなるこの不思議。

いつでもできるなら後でやるよと夏休みの宿題よろしくスイッチが入りません。

それでここのところ何をしてたかと言えば、

この時期恒例、遅ればせながらお正月番組を鑑賞する一人時間差あけおめテレビウォッチング、

を、する気もなぜか今年は起きず、

年末年始にお薦めいただいた映画・漫画・小説の類にひたすら喰らいついていた日々。

その中にあってお気に入りの輝かしい出会いが二つ。

が「ダンジョン飯」と「恋は雨上がりのように」とかいうミーハーっぷり。

いや、良いものは良いのだ。

あぁ、今は漫画だな、コレ、欲してるのは、

と覚醒しかけるも「ドロヘドロ」の20巻を読んでまたまたの完結詐欺に一気に心が萎んでしまったのが昨日の話し。

どうしたものかと動画に逃避。

「いい部屋ネット」ににやけ、(冬編もいいねぇ)

「五ヶ瀬ハイランド」にため息(完結なのかなぁ?)のルーチンをこなした後、

「ULTRAMAN_n/a」なぁ、今年は「シン・ゴジラ」かぁ、と軌道を逸らしつつナナメにさ迷っていたら私としたことが見落としていた「ガメラ2015」を発見、触発されて、

今このタイミングで「平成ガメラ三部作」を、もはや何度目?見直しだしたのが今日の話し。

一日で。

三本。

見終わりそう。

よくないと思います。

ダグラス・レイン「ティモラス・ビースティ」&「スカリーワグ」 and more

  • 2016.01.13 Wednesday
  • 00:50

仕事を納めた記憶が無いなら仕事を始めたケジメも無い、漫然とした営業にも関わらず、

この年末年始を思いのほか忙しくして過ごせたのは皆様のおかげであるならば感謝より他に想うところのない心の内はそれとして、

今、

私ごときにわずかばかりとはいえ余裕が存在しているというこの事実。

せめて人間らしくあるための、選択の自由をどうするか?

一日だけでも休もうか?

何処かに行こうか?

あるいはアナタを誘ってみようか?

悩み、考えている内に、

そう、

お酒、

買っちゃった。

お仕事がんばるぞ。

ダグラス・レイン「ティモラス・ビースティ」&「スカリーワグ」


近頃、分社化などの動きもあった「ダグラスレイン社」ですが小難しところは割愛してブレンデッド・モルトです。

こちらのそれと言えば「ビッグピート」が好評で、

なんて記事は数年前に書いた気がするので過去記事でも眺めておいてください。

正確にシリーズモノと紹介されているわけではありませんが、実質「ビッグピート」に続くコンセプト&スタンスの、その第二弾・三弾とも言える代物。

発売からすでに2〜3年は経ちますが私的に飲んで美味しかったしラベルが可愛かったので棚に置きたかった子達なのですよく来たねぇよく来たねぇ。

順に。

写真手前、ロバート・バーンズの詩から引用されたネズミがラベルを飾るのは「ティモラス・ビースティ」。

テーマが「ハイランド地方」ならもちろん使用モルトも「ハイランド」からで、

「ブレア・アソール」「ダルモア」「グレンゴイン」「グレンギリー」辺りを中心にした「ハイランド味」。

続きまして奥のボトル。

パパの「わんわんお」がモチーフのラベルは「スカリーワグ」。

「甘い」をテーマに地域を「スペイサイド」として、

「モートラック」「マッカラン」「グレンロセス」「インチガワー」「ダルユーイン」などをシェリー樽とバーボン樽で寝かせた後ブレンド。

以上。

もっと事細かに説明しようかとも思ったのですが、どちらもラベルの裏に表にビッシリ解説がなされているので気になる方は現物をご覧くださいまし。

あらためましてテイスティングしてみた感想はと言えば、

すでに体験済みだったとはいえ登場間もないスモールバッチ商品ゆえの「ゆらぎ」が心配でしたがこれはクリア。

地域カラーを銘打った企画ボトルは他メーカーよりいくつも出ていますけれども、

完成度となると初めて納得できたような、やはりクオリティーの高さは抜きん出ているのではないかな?と。

特にスペイサイドの表現をシェリーバットとバーボンカスク、

その両方をガッツリ使うなんて単純かつ強引だけど逆転的発想がやっぱりスゴい。

もちろんそれをまとめる仕事ありきの話なので素直に感心いたしましたが、

久しぶりです、

「今」の「このクラス」のボトルでこんないい「樽感」。

素材がヘタっても調理法と味付けしだいでまだまだ可能性が、

てかさーやっぱさーもうさーあ?現行の今時な一万円前後のモルトウイスキーに手を出すならシングルモルトよりブレンデッドモルトを選んだほうが圧倒的に大当たり確立高くね?実際。

ちっと工夫すればまだまだ化けるってことが実証されてるならば裏を返せば大元が手抜きの証明?

シングルの意味が原酒を作ってる「だけ」、になっちゃあ切ないよ、

は、いや、これは相変わらずの持論です個人の意見ですけれども。

と、

現在この続きの第四弾とも言える、今度は「島」がテーマの「クサイ系」、

まだまだ新登場と呼べる「ロック・オイスター」なるボトルが存在するのですが、

残念ながらご近所の店頭には無かったためネットにて注文。



ええ、発注済ですとも。

明後日ぐらいには届くかな?と。

てなわけで近々に三本が揃いまして。

さすればこれを並べまして。

眺めるじゃないですかぁ・・・

並んでるじゃないですかぁ・・・

眺めてぇ・・・

並べてぇ・・・

そしてぇ・・そしたらぁ・・・

ハァハァ・・・

ダグラス・レイン「ロック・オイスター」

  • 2016.01.14 Thursday
  • 22:29

はーい。

てなわけで先日の予告通り届きましたんでね、並べてみたんですけれどもね。

ダグラス・レイン「ロック・オイスター」


公式でないにしろ、あれだけさんざ「シリーズ」だ「第四弾」だと言われておいて、

一本だけサイズが違うとかいうね。

統一感がないとかいうね。

ないわー、テンションさがるわー。

ガンダム、ガンキャノンからのガンタンク?

ドラグナーなら3型みたいな?

このボトルだけが「ビッグピート」と同じ規格でした。

そういう意味じゃやっぱり「シリーズ」なのか?

なぜここに来てフリダシに戻った?

んだよ?今ウチに「ビッグピート」無いっつーに。

そりゃちゃんと確認しなかった私がいけないさ。

やっぱり現物見て買いたいよね。

ネットショッピングの怖いところよね。

不貞腐れててもしかたがないので不貞腐れながらも中身をご紹介するっス。

「岩ガキ」だって。

磯の風味ってこと。

「クサイ系」ね。

ラベルは「キラリと光る美味しさと言う名の真珠を見つけられるかな?」って趣向でデザインされてるけど、

カキが真珠を作らないでもないけどさ、

描かれている貝がどう見ても「アコヤガイ」なんですがそれは?

「スカイ」と「マル」を仲間外れに「ジュラ」「アラン」「オークニー」「アイレイ」の「島産モルト」をブレンド。

「ジュラ」と「アラン」は必然的に銘柄が絞られても「オークニー」は「ハイランドパーク」っぽいながら「スキャパ」の可能性が否定できない、なんて推理はあまり意味をなさないっていう。

と言うのも、最も選択肢の多い「アイレイ」を悩む必要がないぐらいに全体の印象が「これカリラですよね?」だったもので。

このメーカーのパイプから推測すれば「アードベック」や「ボウモア」も入ってるかもですし、

公表はされてないから正解は知りませんけども、ね。

いや、上手い仕上がりですよ?

安直にクサイだけでなく深みと甘味を織り交ぜておいてほどよい塩味でまとめあげた感じ。

「もうクレゾール石鹸でも舐めてれば?」ってフェノール・フェチには物足りないかもだけど、

ウイスキーとしてのバランスを重視すればこのぐらいの塩梅が丁度いい落としどころじゃないッスかねぇ?

どうでもいいけどオフィシャルサイトじゃコレ、カクテルベースにも推奨してあったりするんですよねぇ、割に。

マジか?

カキや甲殻類にかけるだトマトで割るだはネタ的にもベタなところなんでわからんでもないけど、

なぜコレを使ってマルガリータとか思いついたのだろう?薦めるのだろう?

ウイスキーはいいよ?

それ以外の味覚だのセンスってやっぱどうなのさ?あの国は?

でもまぁ作り手が言ってる事。

試してみたい方はご相談ください。

個人的にはオススメできませんけれども。

私はすでにダマされたと思って試してみたらやっぱりダマされたクチなもんで。

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