北海道の広尾町と長崎県の西海市は姉妹都市

  • 2016.09.01 Thursday
  • 01:16

 

いえ、それぞれ別の方に頂いたわけですけれどもね。

 

なんとなく、半ば強引にでも関連性を探してみただけです。

 

毎度ありがとうございます。

 

さっそく。

 

 

北海道「ほっきカレー」

 

 

まずはパッケージの圧力がスゴイ。

 

なんでしょうか?この男臭さは?

 

やたらに箱はデカイし、黒光っちゃってるし、

 

「ほっき」の文字が違って見えてきそうですが、いえ、「ほっき」ですよね?ええ、「ほっき」ですとも。

 

満面の笑みの親父さんがいったい誰なのか?一ミリも触れられていないのでまったくもって謎ですが、

 

おそらくは販売元の、苫小牧の有名店らしい「マルトマ食堂」の大将なのでしょう。

 

「ホッキ」だけでも二十種類以上のメニューがご自慢の食堂から、カレーをお土産にいかがでしょうか?

 

ってことなのだろうけど、箱の表は「ほっき」で統一されてるのに、裏は頑なに「ホッキ」なのはナゼなんだぜ?

 

なにか、もう、毎度ご当地カレーで思うことだけど、ゆるさも魅力の一つとはいえ、こういうトコはさ?どうなのさ?ちゃんとしようよ?校正とかいう概念自体が無いのだろうか?

 

仕事しろよデザイナー。

 

てか依頼者もチェックしろよ。

 

して、お味のほうは、海産物系にしては臭みも抑えてあり、肝心の「ほっき」も名ばかりでなく、しっかり自己主張をしながらも決して邪魔にならない存在感をキープした、非常に好感の持てる作りにはなっていますけれども、

 

とにかく濃い。

 

すごく濃い。

 

けどコクは無い。

 

味付けだけがひたすらに濃厚で、なんと言いますか?醤油辛い関東風ウドンみたいな?

 

しかし、北海道はもちろん北関東・東北あたりではこれぐらいの味付けで正解なのかなぁ?

 

だいたい濃いものねぇ、向こうのカレーは。

 

西の生まれの私には、その味の濃さもさることながら、比べて出汁・スープに相当する部分が貧弱な点が、

 

いや、バランスと言うべきか?ちと残念でした。

 

 

 

北海道「余市・りんごカレー」

 

 

どうしたものか?

 

どこまでも果てしなく普通でした。

 

確かに一般的なカレーと比べると、りんごが活きてはいますが、

 

「言うほどフルーティーではありません。」

 

「言うほど不味くはありません。」

 

ゆえに文句も無いのだけれど。

 

そうですねぇ、

 

「BLEACH」終わっちゃったね。

 

 

 

長崎「Chocorry チョコリー」

 

 

「ハウステンボス」と「チョコレート屋さん」と「肉にこだわったカレー屋さん」のコラボ商品だそうです。

 

煽り文句としては「チョコと角煮カレーの奇跡の出会い」なんて書いてますけども、

 

素直なところを言わせていただきましょう。

 

出会ってんじゃねーよ!

 

すれ違っとけよ!

 

で、チョコじゃん!

 

これもうチョコの圧勝じゃん!

 

箱裏にバケットやシュークリームをつけて食べるフォンデュ・スタイルでも楽しめちゃう、的なアレンジが書いてあったのがあながちウソでもない勢いでまんまチョコレート。

 

ざっけんなよ!白米にかけちまったっつーの!チョコかけゴハンだよ!ざっけんなよ!

 

「クックパッドでねぇ、カレー作るときにチョコを隠し味で入れるといいって書いてあったからぁ、試してみたの♪」って彼女がこのカレー出してきたら、

 

「入れ過ぎじゃボケェ!だいたい入れるにしてもビターチョコにしとかんかいゴルァ!!」つって、

 

田嶋陽子に泣きながら「そんなに優しくしないでぇ」と言わせたとの噂が絶えない、ベスト・フェミニスト賞・殿堂入り受賞者のこの私をもってしてもブチギレるレベルでチョコレートです。

 

しかも具材がゴロゴロお肉て。

 

とりあえず甘口カレーを出しとけば笑顔のはずのカレーの王子さまでも舌打ちしそうなカヲス仕様。

 

それから「長崎3社のいいとこどり!」ってなんだよ?

 

カレーとチョコだけじゃん?

 

ハウステンボス要素はどこだよ?どこなんだよ!?

 

以前にいいとこがわかんねーよ!

 

いいとこどりってのはアレか?

 

いいところを取って捨てたって意味かオイ?!

 

あと名前もなっ!

 

なんかパっと見には上手いことかけてそうだけど、そうでもないからなっ!!

 

実際そうでもないからなっ!!

 

まぁ、カボチャの煮つけをおかずと認めず、サツマイモの天ぷらで白飯を食べれる人が信じられない私ですから、

 

あるいは、これでライスがススム人がいるのかもしれませんけども。

 

久々に喰らった重たいパンチでした。

 

秋めいてきたからと言いたかったけど、さほど秋要素は無かった。

  • 2016.09.02 Friday
  • 20:55

 

そうか。

 

ウチの店がヒマなのって、オレが豆柴じゃないからなんじゃね?

 

もしオレが豆柴だったら、

 

だって健気にシェーカーを振るんだぜ?

 

豆柴のオレが。

 

「帰るねー」って言われたら、

 

「くーん」って寂しげに鳴くんだぜ?

 

豆柴のオレが。

 

こんなん絶対ブレイクしますやん?

 

ね?

 

生まれ変わったら豆柴になろうそうしよう。

 

そんなことを思っているうちにすっかり涼しくなってきまして、

 

まだ台風の影響やらでイレギュラーな気候変動なのでしょうが、

 

とりあえず「モヒート」は終了といたします。

 

で、

 

他に取り立てて酒の事、

 

特に書くことも無いのだけれど強引に探して、

 

長らく欠品が続いていたブレンデッド・モルトの「ピートモンスター」と、

 

テキーラは「カーサミーゴス」の「レポサド」。

 

この二本が再入荷してますよ、と。

 

ぼちぼちジョージがお礼に来店してもいいんじゃね?って思えるぐらい当店では売れている「カーサミーゴス」は、

 

今回いっそ、なんせよく出るのでリッター瓶にしてみました。

 

一回り大きくなったサイズが、以前までの700mlボトルと比較しただけではピンとこないかな?と思って、

 

親切な私はたまたま手元にあって奇跡的に同じ高さだったサンダーバード1号もわざわざ並べて写真に収めてみましたよ。

 

 

分かりやすいね?

 

ね?

 

卍解 千本桜景義

  • 2016.09.03 Saturday
  • 03:40

 

お刺身に添えられている菊花は、

 

 

裏側の緑のトコロをギュッてつまむと、

 

 

一気に花びらがバラバラになって落ちるので、

 

 

お家でやって叱られるといい。

 

ザ・ネイキッド・グラウス

  • 2016.09.04 Sunday
  • 03:14

 

「ザ・フェイマス・グラウス」はスコットランドの国鳥でもある雷鳥(ライチョウ=Grouse)をラベルに掲げ、本場スコットランドで30年以上もの間、売り上げナンバーワンの座を誇るブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。

 

発売当初の1897年には、ただ「グラウス」と呼ばれていましたが、その人気ゆえに皆が「あの有名なグラウスをくれ!」と注文をすることから改名。

 

商品名自体が「かの有名な雷鳥」=「ザ・フェイマス・グラウス」となったのです。

 

と、

 

ここまでは「ザ・フェイマス・グラウス」と言えば出てくるベタな説明のテンプレ。

 

はーい、こっから補足と余計なこと書いていきまーす。

 

1800年にスコットランドはパースでマシュー・グローグ氏が興した食料雑貨店の取り扱いアイテムの中心はワイン。

 

これを受け継いだ三代目にあたるマシュー・グローグ氏(おじいちゃんと同名)がフランスはボルドーに渡りワイン・ビジネスを勉強。

 

「家業を盛り上げるでぇ、故郷に錦を飾るでぇ」と1896年に帰国するも愕然。

 

当時、英国はウイスキー・ブームの直中でしたとさ。

 

彼は思ったことでしょう。

 

「マジか?」

 

だがしかし、後々にはキレ者アイデアマンにして敏腕経営者と謳われるマシュー・グローグ氏はこんなことぐらいで挫けやしない。

 

ならば!と颯爽に舵を切り直せるのが流石なところ。

 

元より自社ブランドのウイスキーを手掛けていたノウハウも活かして、わずか一年で作り上げた新ボトル、ブレンデッド・スコッチが「ザ・グラウス・ブランド」。

 

なぜ雷鳥?

 

それは、豊かな自然と調和して暮らすスコットランドの人々が昔から偉大なる大自然の象徴として愛でていた雷鳥をラベルに冠することで、この国の伝統を守り続けてきたという自信と誇りの証にしたかったから、

 

とかいう説明を信じたい人は信じといてください。

 

当時グラウス・シューティング(雷鳥狩りね、鉄砲でバーンて)が裕福層の間で流行しており、

 

わざわざイングランドからもハイランドの山奥まで出張って来てこれを楽しむ上流階級の皆々様が多いならば、

 

めっちゃアピるんじゃね?

 

乗るしかないでしょ?このビックウェーブに!

 

てな販売戦略的選択。

 

その他にも、昨今においては当たり前ながら当時としては先進的な、宣伝広告に力を入れてみたりだとか、

 

キャッチーなコピー制作に熱心だったりと、何かにつけては攻めの姿勢で、

 

とにかく商売上手さんだったそうですよ?彼は。

 

で、実際のところ、その最初期からして、そんなにバカ売れしていたのか?

 

皆が群がるほど優秀なボトルだったのか?

 

「あの有名な!」とか言われるほどに?

 

と聞かれれば疑問が。

 

何をもってして「有名」かとするを、それはもちろん数字であるとするならば、

 

初手からそれなり、とは言え、実は「ザ・フェイマス・グラウス」が本当に「フェイマス」になったのは1970年以降、

 

ロバートソン&バクスター社に経営権を売却した結果、その当時、先方が有していた手札の数々、「グレンロセス」「タムデュー」「ハイランド・パーク」など、

 

当該ボトルを語る上で欠かせないキーモルトの使用と安定確保が実現し、中身がリニューアルされてからのことであって、

 

現に「それまで」と「それ以降」では売上が十倍以上も違うっていう、ね。

 

そんなこんなの諸々を踏まえて考えるに、

 

はて?

 

「あの有名な!」って言われ「た」から改名した?

 

「あの有名な!」って言われ「たい」から改名したんじゃないの?

 

結果オーライではあるけれども、あれ?

 

時系列的に、ん?

 

名前を「Famous」とすれば客は「Famous」と言えば聞いてる人も「なんだそのFamousって?」となるを目論んで・・・、

 

と勘ぐってしまうのは私がすっかり薄汚れちまったからなのですか?そうなのですか?

 

にしても1970付近で作られていたボトルは文句なく傑作であったことは確かで、

 

比較的最近までは飲めたのですけどね、そこそこお手軽に。

 

美味かったよねー。

 

現行商品?

 

いや、それはそれで、と前置きするにしても、比較も何も、別物ですからして。

 

まぁ、今やキーモルトの筆頭には、それまで欠片も語られたことなどなかったはずの「マッカラン」とか出てくるあたりでお察しくださいませ。

 

と、長くなりましたがココまでは前フリ。

 

本題がこちら。

 

「ザ・ネイキッド・グラウス」

 

 

写真を撮ってみたけど瓶に直接雷鳥が彫り込んであるボトルじゃ上手く写らなかったので今回は転用した画像で。

 

「ザ・フェイマス・グラウス」のスタンダード品「ファイネスト」の原酒をファースト・フィルのシェリー樽で四年以上後熟させた新商品。

 

と言ったって今から三年以上も前には登場していたわけですが、

 

スコッチタイプのウイスキーのオーダーの際によくある話し、「シェリー樽熟成のモノで何か」に対応するべく購入してきました。

 

今時モルトあたりでシェリーな感じを求めても、そうでもない割りにお値段ばかりが嵩みがちなら、

 

「いえ、そんな、私はちょいと気軽にシェリーってみたかっただけなのよ?」って方のため用。

 

ですから過度の期待は禁物ながらも、だからこそお気の向くまま。

 

原酒はアレですけどアレンジが功を奏しているため、決してモノは悪くないので気負いせずにサクっとお試しを、

 

が出来るボトル、ってことで。

 

さすがにストレートだと腰の弱さが気になるにしてもチャレンジしてみたい方には注意点が一つ。

 

時間のかかる子です。

 

「オマエはアレか?龍紋鬼灯丸か?」ってほど、おそろしくスロースターターならば、香りが開き始めるのにもグラスに注いでから数分は要するとか、第一印象だけで「ダメだこりゃ」と決めつけてしまうのは早計。

 

少しのんびり付き合ってみてください。

 

にしても、「スノー」やら「ブラック」やら亜種の多いブランドだけど、

 

シェリーで寝かせて、なぜ「裸」なんだろう?

 

広島性パーソナリティ障害

  • 2016.09.07 Wednesday
  • 20:28

 

スーパーに行った。

 

「カープっ カープっ カープっ ひろっしまっ♪」

 

ドラッグストアに行った。

 

「ひっろしぃまぁあっ カァーアァープゥー♪」

 

レンタルビデオ屋に行っても、コンビニに行ってもコレ。

 

道を歩いているだけでも、そう。

 

頭にキャップ、ユニフォームに袖を通して、手にはメガホンの人達が珍しくもない。

 

カープ。

 

カープ。

 

カープ。

 

カプカプカプカプ。

 

笑ってるのかっ!?

 

みんなそうやって、カープ優勝ムードに乗れない私を憐んでっ!?

 

笑っているんだろうっ!?

 

カプカプカプカプ。

 

クラムボンかっ!?

 

カーープッ カプカプカッ!

 

野球超人カープマンかっ!?

 

何だこのクリスマス以上の圧をもってして迫りくる「だからどうしろというのだ感」はっ!?

 

う、

 

うわああああああああああーーーー!!!

 

と、私同様に無駄に追い込まれている人がいるなら当店にどうぞ。

 

別段アンチではございませんが、今この広島にあってカープ色の無い、平穏をもってしてお迎えいたします。

 

が、

 

便乗して騒ぎたいだけの輩が沸いて、まず間違いなく街は荒れるのでしょう、きっと。

 

中継は瞬間最高視聴率が50%に届く勢い。

 

群集心理を発動させるに十二分そろった雰囲気という名の囲い。

 

スタジアムでプレー中に起きてしまったウエーブなんてのは、この先にある騒乱のフラグにしか思えないなら、

 

こわいよう。

 

外出はお気をつけて。

 

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