デビルチョップはパンチ力。

  • 2018.02.08 Thursday
  • 19:26

 

すげーな阿久悠って。

 

こんばんは、先日CD屋にて生まれて初めてこのシチュエーション↓

 

 

を体験しましたが、

 

「あ」

 

「あ」

 

「どうぞ」

 

「すみません」

 

って、

 

彼女はCDを持って行って、私もCDを取って、

 

って、そりゃそうだよね、複数枚あったからね、あれは一枚だけしか残ってないっつー前提が必要なら話しが転がるわきゃないよね、なんだよ?なんか損した気分だぞ?

 

いずれモノがコレきっかけでスタートしたんじゃあその後の展開も不安だからまぁいいか?

 

 

てなわけで今回は只今話題の「DEVILMAN crybaby」に関係、

 

がありそで微妙にそうでもない、私的コレクションを自慢がてらにご披露するだけですサヰキです。

 

耳障りなほどの静寂はあんまりな寒さのせいさと達観できても、たまに聞こえてくるのがこうもロクでもない、他ならぬテメーの噂話ばかりでは辟易して、

 

つまりアレです、

 

心から純粋に真っ直ぐ不貞腐れている私のこれはそう、現実逃避です。

 

まぁ付き合えよ。

 

 

 

「愛蔵版デビルマン(KCデラックス)」

 

 

「デビルマン」の全話を一冊にまとめ2008年に販売されたこの本は四・五年前まではとても入手しやすいアイテムだったはずが、今では妙にプレミアが付いていてびっくし。

 

禁止用語の改訂はあるものの「完全復刻・新書版」に準じた連載当時の姿に最も近い内容となっています。

 

コミックスに換算すると実はわずかに五巻で完結する、とはいえこれを一括りにしては並みの辞書なんかより分厚い圧倒的なボリュームは、寝そべってながら読みの最中なんかにウッカリうたた寝でもして顔面に落下させてしまった日にはケガするゼ?な質量がもはや暴力。

 

懐に忍ばせておけば距離にもよるけど38口径ぐらいならなんとか防げそうならば面積も考慮の上、形見のペンダントだの懐中時計なんかよりよっぽど効果的だと思うので護身用にもオススメ。

 

あるいは「鈍器のような物」の代わりに。

 

 

 

「ミクロマン ミクロアクションシリーズ トイズ・ドリーム・プロジェクト限定 デビルマン(TVアニメバージョン)」

 

 

メーカーの垣根を越えて子供たちに夢のある商品を、でお馴染みのトイカード社がタカラ(現・タカラトミー)とコラボして2004年に販売した限定カラーのミクロマンなデビルマン。

 

ブリスターズ・パックのように見えて裏の台紙をスライドさせるとパッケージを傷つけることなく開封、のち再収納できるので未開封派のコレクターでも取り出してガシガシ遊んで大丈夫。


可動がウリなせっかくのミクロマンっぷりを容赦なく堪能できます。

 

カワイイ。

 

とかく原作至上主義者が多い「デビルマン」ですが、

 

この作品に関してはそもそも「原作」なんて言い方がナンセンス。

 

その経緯からしたってあくまでも「漫画版」と「アニメ版」。

 

別物なのよ。

 

なのだけど、

 

アニメ版にだってトラウマ級とまでは言わないまでも豊富なネタ、もといオリジナリティーが確立されており時代を飾った功績があるならば、

 

それぞれの存在意義をそれぞれに愛でるのが真のファン、

 

だとオジサンは思うよ。

 

 

 

「フューチャーモデルズ・アクションフィギュア・デビルマン(TVカラー)」

 

 

マニアック度の高いアートストーム社のフューチャーモデルズ企画の中では一般の販売店にまで販路を拡大していたこともあって歴代最高の知名度を誇るであろうデビルマンシリーズは日本が誇る天才クリーチャーデザイナー、故・韮沢靖氏による造形が最大の魅力。

 

その最初期ロット版。

 

カッケー。

 

マジ、カッケー。

 

数多の職人によってあまりにもこすられ続けてきた題材だけど、

 

もうね、答えだよね、デビルマンは、韮沢版が。

 

あまりにも理想的な細マッチョ具合は美しいの一言。

 

「あー、運動するのだりーなぁ」

 

なんて筋トレのモチベが上がらない時は、今でもコレを眺めて戒めとしています。

 

目指せ10パック!

 

あれ?

 

人の腹筋って10に割れたっけ?

 

って調べてみたらどうやらイケるらしい。

 

 

ははぁーん。

 

さてはデーモンだな?

 

てなわけで今宵も「MAN HUMAN」を聴きながらサバトという名の筋トレに勤しむとしますか。

 

以上、

 

石野卓球マジ天才、って話しでした。

 

いつまでも歌うわ あなたのために

  • 2018.02.12 Monday
  • 00:33

 

流れ着いた親戚の形見分けだっただろうか?

 

嗜む者などいないのに、我が家には古いクラシックのレコードが沢山あった。

 

小学生の頃、少し背伸びをして聴きかじってみたものの、退屈ですぐに飽きてしまった。

 

しかし、学校の授業であの曲を聴いて以来、クラシックに興味を持ち始め、

 

再び家のレコードを聴くうち、次第に管弦楽の魅力に傾倒し、

 

結果、中学校では吹奏楽部に所属するに至ったのだから、こんな人間のしょうもない人生ではあるが確かに心を動かすほどの影響があった、

 

あの曲とは、

 

そう、

 

ホルストの組曲「惑星」である。

 

タイトルとイメージの合致。

 

子供にもわかりやすいメロディアスでスリリングな展開。

 

絶妙の緩急。

 

雄大なスケール感。

 

小さな子供部屋で目を閉じて果てしない宇宙を夢想するのが大好きだった。


自分もこの「音」に携わることができれば、あるいは誰かの心を動かせるのかもしれない、と思った。

 

個人的には以上のような経緯があったからこそ、

 

だから、

 

この「惑星」から一部の内からそのまた一部だけを抜粋し、あまつさえ全く無関係の歌詞を添えた「例の歌」が発表された時には、

 

自分でも驚くほどの怒りが込み上げてきたのを憶えている。

 

汚された。

 

侵された。

 

踏みにじられた。

 

奪われた。

 

あの頃は、事あるごとに様々なところで聴きたくもないこの歌が流れて来ては、その都度、発狂したくなるほどに心が疲弊していたものだ。

 

思い出してオリジナルを聴き返すたび、ヤツの声がフェードインしてきやがるもんだからオリジナルさえ聴けない身体になってしまった。

 

「えーびーでー♪」クスクスッ

 

うあぁぁぁぁぁぁぁl!!

 

 

あれからもう十五年。

 

今、私は再びあの歌と対峙した。

 

仕事を終え、家に着くやほぼ無意識につけたテレビの中で、今時の若い娘さん方の何とかいうボーカルユニットやらが、例のその歌をカヴァーしたとかなんとか、そんな芸能ニュースと出くわした。

 

はじける様な笑顔で「みなさん聴いてくださいね!」とはしゃいでいる。

 

不思議と私には、あの時のような怒りはなかった。

 

しかし、その激情にかわって抗いようのない絶望感と、

 

そして同時に、単純な、素朴な、一つの疑問、いや質問を投げかけたい、問いたい、とする欲求に駆られた。

 

そもそもの話しだ。

 

私は別にクラシックでなくとも誰かの曲に歌詞をつけて唄うことや、ましてやカヴァーだなんだが悪いとは微塵も思っていない。

 

だが、

 

このホルストの曲だけはワケが違う。

 

肝心なところだ。

 

大事なところ。

 

いいか?

 

なにしろ当のホルスト本人が遺言書にまで「頼むからこの曲を勝手に改編とかしないでくれ」と書き残している作品なのだから。

 

ここだ。

 

要点は、

 

論点は、

 

この一点、

 

これについていったいどう考えているのだろう?

 

最初にこの「歌」を作ったヤツは、あれはもう完全なる悪人なのだろうからいい。

 

「良い」、ということではなく、どうでもという意味で「いい」。

 

あからさま過ぎて隠しきれてないウソの滲み出た怪しいデビューまでのエピソードの数々を鑑みるに、彼女もまた汚い連中に仕組まれた可哀相な犠牲者の一人、

 

などと擁護はできない。

 

音楽一家に育って音大に入って様々な権利関係を踏まえた上で曲をイジりたおして商品化するにあたって「え?そんな事実があったんですか?」なんてことはあり得ないならば全てを知った上で手を組んだ、つまりは一味でありただの悪党だ。

 

故人の願いや想いなど無視し、創造者に対する敬意も、表現者としての矜持もなく、法に触れなければ、罰則がないならば己の名誉と利益のために手段を選ばず、そのくせ外面だけは「いかにも」な振る舞いを続けておいて、心の中では舌を出している、

 

そういうことができる、

 

そういうことが上手い、

 

そういう人間なのだろう。

 

問題は彼女達だ。

 

カヴァーを笑顔で歌っていたうら若き彼女達。

 

イジワルで言っているのではない。

 

本当に純粋にただ聞いてみたい。

 

どこまで知っている?

 

いや知らないのか?

 

知らないのならともかくも、

 

知っているならなおさらに・・・。


 

どうして、

 

私は、

 

そう思ったのだろう?

 

娘どころか伴侶すら得られずにここまで来た私だが、勝手ながらに芽生えた、これが父性というものなのだろうか?

 

お父さん、オマエにちゃんと考えがあるなら反対はしない。

 

とにかく何をどう考えているのか?

 

聞かせてくれないか?

 

「えー知らなかったー」

 

「だって仕事だもん」

 

「うっさいボケ」

 

いかなる回答が返ってきてもいい。

 

私はただ、

 

聞いてみたい。

 

問うてみたいのだ。

 

彼女達の良心に。

 

そう思った。

 

思ったのだ。

 

そして、

 

いかなる回答が返ってきても、

 

私はそれを聞いて、

 

たぶん、

 

おそらく、

 

怒るのだろう。

 

テメーコノヤロー!謝れ!オレとホルストにまず謝れ!

 

いや、結局キレるんかーい。

 

そりゃだって嫌だもん。

 

もしもドラゴンボールを全部集めた級のミラクルな願い事がたった一つだけ叶えられるとしたら、

 

惜しむことなく、私はこの歌を無かったことにしたい。

 

わりとマジで。


でも、そんな魔法みたいなことなんてありはしないから、

 

奪われた瞼の裏の銀河は、もう戻らない。

 

ここのところの日々はと言えば。

  • 2018.02.26 Monday
  • 20:36

 

次店舗の設定資料作りとかに明け暮れています。

 

 

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